2004年6月16日 戻るホーム民主党文書目次

国民の手に政治を取り戻し、日本の政治を変えます(党声明)

民 主 党

通常国会が本日会期末を迎え、事実上、第20回参議院通常選挙の選挙戦がスタートし ます。

小泉総理をはじめとする自民・公明両党は今国会を通じて、一貫して国民に対する説明責任を果たそうとせず、強行に強行を重ねる数に頼んだ強引な国会運営を繰り返しました。

とくに、国民に負担増と給付減を押しつける年金関連法案の審議においては、政府の当初の説明と異なる事実や法案の前提となる出生率が明らかになったにもかかわらず、国民に対する十分な説明がなされないまま審議を尽くさず、廃案にすべきとの大多数の国民の声を無視して、力ずくで法案を押し通しました。

また、小泉総理は、大義なきイラク戦争を支持した説明責任を果たさないまま、イラクに自衛隊を派遣したばかりか、新たな立法どころか国会における審議を何ら行うことなく、わが国初となる多国籍軍への参加を表明しました。

このような国会軽視、国民無視の姿勢で欠陥政策を次々に押し通す小泉・自公政権の姿勢は、わが国の将来に大きな禍根を残すものであり、これ以上小泉・自公政権の継続を許すことはできません。

民主党は、今国会で成立した年金関連法案を廃止して、年金制度の一元化を含む抜本改革を実現するため、引き続き全力を挙げます。そのためにも、7月の参議院選挙において、小泉・自公政権の不信任を国民の皆さまに呼び掛け、次期総選挙における政権交代の実現に向けた大きなステップとするよう、党の総力を結集して選挙戦に挑みます。民主党は、国民の手に政治を取り戻し、日本の政治を変えます。

以 上


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