2003年6月1日 民主党岡山 第8回定期大会議案書 |
第1号議案 2002年度活動報告について
1.会議関係
(1)常任幹事会の開催状況
第1回常任幹事会(2002年2月3日、岡山ロイヤルホテル) 議題 ・役員の任務分担について
・第7回定期大会後の当面する活動について
第2回常任幹事会(2002年3月9日、民主党県連3階)議題 ・党員・サポーター拡大計画について
・候補者擁立について
・3.30菅幹事長来岡について
・県連役員担当任務案について
・県連弔慰金規程案について
・首長選挙候補者の推せん等基準について
第3回常任幹事会(2002年4月6日、民主党県連3階)議題 ・職域支部について
・常幹学習会・党員集会・とことん話す会について
・当面する地方選挙について
第4回常任幹事会(2002年5月19日、民主党県連3階)議題 ・県連家族の集いについて
・党員・サポーターの登録作業について
・当面する地方選挙について
第5回常任幹事会(2002年6月9日、民主党県連事務所3階)議題 ・党本部代表選挙地方選管の設置について
・党員集会・とことん話す会について
・当面する統一地方選挙について
第6回常任幹事会(2002年7月13日、民主党県連3階)議題 ・候補者選考について
・党員集会・とことん話す会について
・当面する地方選挙について
第7回常任幹事会(2002年8月11日、民主党県連3階)議題 ・総支部設立準備について
・津村啓介氏の県連副代表就任について
・候補者選考について
・党本部代表選挙への取り組みについて
第8回常任幹事会(2002年9月7日、民主党県連3階)議題 ・候補者選考について
・9.14代表選挙立会演説会について
・各種の集会等について
・当面する地方選挙について
第9回常任幹事会(2002年10月5日、民主党県連3階)議題 ・候補者選考について
・10/27投票の参院鳥取補選について
・各種の集会等について
・当面する地方選挙について
第10回常任幹事会(2002年11月10日、民主党県連3階)議題 ・候補者選考について
・柚木道義氏の県連副代表就任について
・1.26県連・五月会2003新春パーティーについて
・各種の集会等について
・当面する地方選挙について
第11回常任幹事会(2002年12月7日、民主党県連3階)議題 ・候補者選考について
・1.18党本部2003年度定期大会について
・1.26県連・五月会2003新春パーティーについて
第12回常任幹事会(2003年1月13日、民主党県連3階)議題 ・綾大介県連幹事辞任・事務局専従辞職について
・4区総支部・岩崎新幹事長の県連幹事就任について
・候補者選考について
・1.18党本部2003年度定期大会について
・1.26県連・五月会2003新春パーティーについて
第13回常任幹事会(2003年2月8日、民主党県連3階)議題 ・2003新春パーティー券の売上げ金還元について
・総支部交付金の執行について
・公認・推せん候補者に対する公認料の執行について
・推せん依頼について
・統一自治体選挙体制について
・事務局体制について
第14回常任幹事会(2003年3月7日、民主党岡山県連3階)議題 ・菅直人代表の来岡(3月15日)について
・推せん依頼への対応について
・統一自治体選挙体制について
・自由党との選挙協力調査について
・企業団体献金に関するアンケートについて
・掲示板設置に対する補助について
・連合岡山との定期協議について
第15回常任幹事会(2003年4月27日、民主党岡山県連3階)議題 ・選挙総括について
・2003年度党員・サポーター拡大・登録計画について
・自由党との選挙協力の具体化について
・掲示板設置に対する補助金の申請について
・第8回定期大会について
・総選挙に向けた選挙体制について
・県連ニュースの発行について
第16回常任幹事会(2003年5月17日、民主党岡山県連3階)議題 ・2003年度党員・サポーター拡大・登録について
・第8回定期大会議案について
・定期大会代議員について
・第8回定期大会の運営について
・反自民の政治勢力の結集について
・連合岡山との定期協議(事務局協議)について
・総選挙にむけた空白選挙区対策について
(2)民主党岡山県連行事
- 民主党時局講演会(2002年2月3日、岡山ロイヤルホテル)
- BSE署名活動(2002年3月9日、岡山市民会館前)
- 県連主催・菅直人講演会(2002年3月30日、総社市総合福祉センター)
- 民主党県連常任幹事学習会(2002年3月30日、岡山県教育会館)
- NPO関連予算公開ヒアリング(2002年4月25日、岡山県総合福祉会館)
- 県連主催「ご意見を聞く会」(2002年6月30日、ホテルニューオカヤマ)
- チャリティー企画・県連家族の集い(2002年7月14日、岡山操車場跡地)
- メディア規制法廃案をめざす岡山集会(2002年7月21日、ロイヤルホテル)
- 県連党員・サポーター集会(2002年7月28日、ママカリフォーラム)
- 県連主催「4区在住党員・サポーター会議」(2002年8月10日、くらしき健康福祉プラザ)
- 代表選岡山県立会演説会(2002年9月14日、岡山プラザホテル)
- U40企画「次の首相候補!誰にすりゃあ?」(2002年9月14日、岡山県教育会館)
- U40企画「松井孝治さんを囲む会」(2002年12月1日、瀬戸内国際マリンホテル)
- 核然機構人形峠環境技術センター事故調査団(2003年1月23日)
- 県連・五月会2003新春パーティー(2003年1月26日、プラザホテル)
- 菅直人&はたともこ政権構想を語る会(2003年3月15日)
(3)民主党中国ブロック関係会議
- 民主党中国ブロック会議(2002年3月17日、ホテルサンルート岡山)
- 自治体議員フォーラムin中国ブロック(2002年6月8・9日、ホテルグランヴィア岡山)
- 党中国ブロック鳥取補選対策会議(2002年9月28日、米子市)
- 民主党中国ブロック青年会議(2002年11月1日、民主党岡山県連)
(4)民主党本部関係会議
- 民主党選挙・組織担当者会議(2002年3月15日、党本部)
- 民主党地方自治体議員フォーラム世話人会(2002年3月28日、党本部)
- 2002民主党大躍進パーティ(2002年6月13日、東京プリンスホテル)
- 党本部男女共同参画委員会主催「女性議員ネットワーク会議」(2002年7月25・26日、リーガロイヤルホテル京都)
- 2002年度「地方自治体議員フォーラム」総会・全国研修会(2002年7月26・27日、リーガロイヤルホテル京都)
- 党本部政策調査会主催「全国政策担当者会議」(2002年7月27日、リーガロイヤルホテル京都)
- 民主党全国幹事長・選対責任者会議(2002年12月14日、党本部)
- 党本部2003年定期大会(2003年1月18日、東京プリンスホテル)
- 党本部全国幹事長・選対責任者会議(2003年3月1日、党本部)
(5)日本労働組合総連合会岡山県連合会(連合岡山)との定期協議
- 民主党県連・連合岡山定期協議(2002年4月27日、岡山ロイヤルホテル)
- 連合岡山との事務局協議(2002年7月9日、連合岡山事務局)
- 民主党県連・連合岡山定期協議(2002年7月14日、ピュアリティまきび)
- 連合岡山との事務局協議(2002年10月30日、連合岡山事務局)
- 民主党・連合岡山定期協議(2002年11月10日、ピュアリティーまきび)
- 連合岡山との政策協定(2002年12月25日、サン・ピーチOKAYAMA)
- 連合岡山との事務局協議(2003年2月27日、連合岡山事務局)
2.統一自治体選挙の総括
2002年度の活動方針は、「自治体議員を倍増し、地方から日本の政治を変えよう!」でした。しかし、2003年3月23日執行の岡山市議会議員選挙、4月13日執行の岡山県議会議員選挙とも、現職議員は全員当選しましたが、新人議員は誕生せず、岡山市議会で民主党公認1名減、岡山県議会で民主・県民クラブ1名減と、実質勢力減となりました。
その他の自治体においても、公認・推せん候補の擁立が無く、前進はありませんでした。
さらに、岡山県議選では、民主党岡山県連としても、赤磐郡をはじめとする重点選挙区での候補者擁立活動を行いましたが、25選挙区中16選挙区が無投票となり、岡山市第1・第2選挙区での非常な低投票率(選挙管理委員会の事務にも問題があった)と合わせて、大きな問題となりました。これらについても、野党第1党としての民主党岡山県連の基礎的体力の不足が大きな原因であり、県連執行部の責任は重大であると痛感します。
統一自治体選挙結果について
(1)岡山市議選(投票率 51.19%) 小林 寿雄
田中 慎弥
羽場頼三郎
升永 市郎
田原 清正
楠木 忠司
近藤 昭(連合)
(連合)
(民主党公認)
(連合)
(民主党公認)
(連合)
(連合)6,712票
5,935票
4,684票
4,681票
4,483票
4,127票
2,861票当選
当選
当選
当選
当選
当選
落選→ 市民ネット
→ 市民ネット
→ 市民ネット
→ 市民ネット
→ 市民ネット
→ 市民ネット
(2)岡山県議選
(1) 岡山市第1選挙区(投票率 38.34%)姫井 由美子
草苅 隆幸(民現)
(民現)10,368票
8,141票当選
当選→ 民主県民クラブ
→ 民主県民クラブ
(2) 岡山市第2選挙区(投票率 43.63%)森本 徹磨 (民現) 8,232票 当選 → 民主県民クラブ
(3) 倉敷市・都窪郡(無投票)鈴木 一茂
長瀬 泰志
三原 誠介(連合)
(連合)
(民主党推薦)当選
当選
当選→ 民主県民クラブ
→ 民主県民クラブ
→ 民主県民クラブ
(4) 玉野市・児島郡選挙区(投票率 66.91%)住吉 良久 (連合) 12,731票 当選 → 民主県民クラブ
(5) 浅口郡選挙区(投票率 73.22%)高橋 剛吉 (民主党公認) 7,510票 落選
(3)玉野市議選(投票率 72.9%)渚 洋一
伊達 正晃
廣畑 耕一
岡田 守正(連合)
(連合)
(連合)
(連合)1,831票
1,818票
1,598票
1,275票当選
当選
当選
当選→ 市政研21
→ 市政研21
→ 市政研21
→ 市政研21
(4)津山市議選(投票率 71.9%)河本 英敏
権田 直良
高橋 誠
秋山 幸則(連合)
(連合)
(連合)
(連合)3,149票
2,044票
1,664票
1,477票当選
当選
当選
当選→ 津山再生クラブ
→ 津山再生クラブ
→ 政研クラブ
→ 政研クラブ
3.党組織の充実・強化
2002年度のもう一つの目標である党組織の充実・強化については、党員・サポーターの3,000人獲得の目標をほぼ達成し、岡山県第2区と第4区の総支部が新たに結成され、県連−総支部体制の強化についても、一定の前進をしました。
(1)党員・サポーター
2002年5月末登録(8月末に2次登録)の党員・サポーター募集は、9月の民主党代表選挙に投票できることもあって、目標の3,000名に対して、92%の達成となりました。〈2002年度登録数〉
総支部 地方議員
党員一般党員 サポーター インターネット
サポーター計 直 轄 6 169 74 21 264 第1区 67 356 423 第2区 第3区 2 2 第4区 第5区 11 716 727 参第1 373 973 1,346 合 計 6 622 2,119 21 2,762
(2)県連・総支部体制の強化
前回大会直前に、当時の第2区総支部代表の辞任表明があり、2002年度は厳しいスタートとなりましたが、2002年5月の党本部の衆議院候補者公募に、岡山県関係から3名の合格者が誕生し、その中から、まず7月、津村啓介さんが第2区公認内定となり、9月8日に第2区総支部大会が開かれました。
つづいて、10月に、柚木道義さんが第4区公認内定となり、12月22日に第4区総支部大会が開かれました。第5区総支部では、はたともこ代表が、訪問活動、広報板設置活動、街宣活動に積極的に取り組み、700名を超えるサポーターを獲得しました。
第1区総支部は、衆議院候補未定にもかかわらず、党員・サポーター獲得に大きな成果をあげ、統一自治体選挙でも、現職全員の当選につなげました。第3区総支部は、3回にわたり大会準備会を開催し、新しい執行体制の骨格を決めて、大会開催へ向けて、現在精力的に活動しています。
さらに、岡山県連としては、公認候補未決定の総支部活動に対して党本部の交付金がゼロでよいのか、他の地方ブロックとも連携して、党本部に問題提起をしています。
(3)ご意見を聞く会
民主党の活動について、幅広い意見を聞くために、2002年6月30日に、「ご意見を聞く会」を開催しました。参加者の皆さんの活発なご意見を、会議録に残し、党活動に反映されるようにしました。7月28日に、県連主催の「党員・サポーター集会」を開催し、「ご意見を聞く会」の会議録を資料として活発な議論が行われました。
(4)広報板
民主党広報板設置は、第5区総支部、参議院第1総支部、森本支部を中心に、県内で約800枚が設置されました。
政治活動ポスターが、第2区総支部では約2,300枚、第4区総支部では約1,100枚が掲示され、若い民主党内定候補者の活動が大きくアピールされました。
(5)街宣活動
恒例のJR岡山駅周辺での「おはよう730」は、毎週月曜日に欠かさず実行してきました。また、第2区・第4区・第5区総支部では、衆議院内定候補者を中心に、“早朝街宣”、“流し演説”、ビラ配布(げっつむ、ゆずレター、はたともこレポート)などの活動が活発に行われ、さらに、自治体議員にを中心に街頭宣伝活動が行われました。
(6)民主党代表選挙への取り組み
9月の民主党代表選挙では、党員・サポーター3,632名の登録となり、郵便投票の結果は、投票率52.45%で、サポーター投票分で、岡山県に割り当てられた5ポイントは、全て菅直人候補の獲得となりました。
選挙期間中は、9月14日に、岡山プラザホテルで、党本部主催の4候補立会演説会を開催しました。会場は満員の盛況(700名)で、内容としても盛り上がりました。さらに、岡山市と総社市で、菅直人候補の支援集会が、それぞれ300名以上(満員)の参加で行われました。
(7)他団体との連携
連合岡山との定期協議を緊密に行って、協力関係の維持発展のための活動を行いました。中央メーデーをはじめ、連合岡山の各地域協議会のメーデーにも積極的に参加しました。さらに、連合岡山と各地域協議会との協力を得て、統一自治体選挙に成果をあげました。
(8)党本部協力企画
7月21には党本部の協力を得て、小宮山洋子参議院議員(当時)と細野豪志衆議院議員を岡山に迎えて「メディア規制法の廃案をめざす岡山集会」を開催。個人情報保護法案と人権擁護法案の問題点を明らかにし、住民基本台帳ネットワークの問題も取り上げました。
(9)県議会・市議会の活動
岡山県議会では、議会のTV中継など、情報公開の推進に成果をあげました。また、大規模ダムの見直しなどで、税金のムダ使いチェックなどにも一定の成果をあげました。また、核燃サイクル機構の人形峠事故についても、調査活動を行いました。
岡山市議会では、操車場跡地のスポーツ施設運営会社と岡山市の不正常な関係を改めるために、精力的な活動を行いました。
(10)県連主催の新春パーティー
2003年1月26日、民主党岡山県連と江田五月会の共催で、新春パーティー(政治資金パーティー)を開きました。はじめての共催方式で戸惑いもあり、資金的には大きな成果はあげられませんでしたが、パーティーは盛会で、統一自治体選挙に向けてのアピールができました。
2003年6月1日 民主党岡山 第8回定期大会議案書 |