河田英正の主張

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2000/12/15 高校における消費者教育

3学期に県北の高校2校で2時間程度の授業を担当します。弁護士会が実施している消費者教育講師派遣の一環です。

単発の企画ですので、社会問題化しているクレジット、サラ金、悪徳商法対策など若者が社会にでてすぐ直面する問題について話ます。しかし、消費者教育の目的は、自立した権利主体者としての市民を育てる教育でなければならないと思っています。その意味で、消費者教育とは、民主主義教育であると思います。

ところが、現実は、1駒だけの授業であり、進学校と言われる高校では実施されていません。文部省もこの点に関しては消極的です。むしろ、経済企画庁のほうが熱心であるというが現状です。真の消費者教育に発展していくきっかけになることを願って講師を引き受けています。


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