河田英正の主張 |
2001/01/23 政治とカネ
企業,団体は自己の団体の利益につながる目的をもって政治にカネをつぎこむ。この利益を目的としない出費であれば背任行為である。そしてそのカネは民主主義を蝕む。どんな形であれ,企業・団体から政治に流れるカネは禁止すればいい。
公務員が職務に関してカネを受け取ればこれは賄賂である。それが例え正当な目的をめざしていてもである。職務に関する違法でない金銭の動きはありえないことになる。どんなことであれ,カネは動いてはならない。
現実には,様々な形で巨額のカネが動いている。動くことによって政治に影響をもとうとする。抜け穴だらけの法律がこれを支えている。与野党を問わず,このようなカネに頼らざるを得ない政治の現場から変えていかなければならない。原点にかえって,見直すことが必要だ。KSD問題,外務省機密費問題は,野党にもつきつけられている問題でもある。
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