河田英正の主張

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2002/12/30 中津川市のゴミ行政  

岐阜県中津川市に28日,29日と行ってきました。市長さんは元京都大学防災研究所の学者で,全国の産廃処分場の反対運動を支えてきた中心的学者の一人でした。吉永町産廃事件の打ち合わせに行ってきたのでした。第3セクターのやっている温泉保養地の露天風呂で市長さんと長時間行政のありかたも談義をしてきました。

産廃処分場建設反対の考えをもっている市長さんがつくるゴミ処分場の理念は興味深いものがありました。処分場は小さいもの,随意契約で最も技術力と実績のある業者に,最高水準のものを,しかし,それでも有害物が排出されることを前提に,迷惑施設ではなく,快適空間の中心となるように,エネルギーのりサイクル施設にということを実現しようというものです。新たな大型公共事業化しつつある廃棄物処分場です。ゴミの減量化を目指した総合的なゴミ行政が必要です。

土建業者とつながった議員さん連中からは嫌われているようですが,ドイツのフライブルグ市に職員を派遣したり,消防では全国優勝するという活気をもった市でもあります。


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