書を捨てよ，街に出よう

福岡はんじ・けんじ事件のニュースから３週間たちました。

日本の司法をゆるがす大事件も，「観光原潜」のおかげでここンとこカゲがうすくなっていますが，そうかといって事態はぜんぜんよくなっていません。

最高裁や最高検がのりだして「調査中」だそうですが，中身は完全なブラックボックスのままです。日弁連は貝になったきりです。この間に「司法制度改革審議会」が１〜２回は開かれたはずですが，福岡の事件はぜんぜん話題にもなっていないようです。（この審議会は，『国民の声を司法に反映させる』ためのもののはずなんですが，どうしたんですかね？コクミンがこんなにサバけすぎてるはずはない，と思うんですがね。）

だいたい司法は，憲法に書いてあるからエラいわけじゃないんです。国民の信用があってこその司法なんです。信用をなくした司法なんて，虫食いのセーターほどの値打ちもないんです。エラい人たちは，誰もそれがわからないんでしょうか？

というわけで，気が気じゃなくなった（岡山の）弁護士が３人して，新しいＨＰを立ち上げました。

「弁護士と話そう！／福岡事件を考える」です。　(2001/08終了)

追及とか究明とかじゃなくて（そんなことより信用が先決だ，ということで），有志の弁護士がホンネで発言し，皆さんの意見もそのまま掲載し，ご意見には（できる限り）レスポンスする・・・「弁護士が，街に出て話す」ＨＰです。

皆さんにお願いします。ぜひ，来て下さい。見て下さい。言って下さい。

（ 2001/02/21）