借りるも地獄、貸すも・・・
最近、某サラ金さんと、とてもショッキングな会話をしてしまいました。もとはといえば、6年ほど前に分割払いでサラ金・信販の整理をやったお客さんがまたやってきて、「また借金ができてしまいました」と。(このお客さんの名誉のために申しますが、とても気の毒な理由がありました。)
今回はどうにもならず、本人納得のうえで破産です。業者に通知を出すとき、私、少々怒っていました。ブラックリストに載ってる債務者に貸すたァ何事だ。最初にTELしてきた業者に噛みついてやる。
さっそくTELがきました。
空母「ところで、なんで貸したの?ブラックにのってたでしょ?」
サラ「エーッ、そんなァ。ウチはちゃんとチェックしてますよォ。」
空母「エーッ、だって6年前に50回分割で整理したんだよォ。信販なんかまだ続いてるのがあるんだよォ。載ってないわけないじゃないのォ。」
サラ「エーッ、知りませんよォ、載ってませんでしたよォ。」
空母「エーッ、そんなアホなァ。そんなんじゃブラック(リスト)が役にたってないじゃないのォ。お宅のギョーカイ、ナニやってんだよォ。」
サラ「エーッ、私みたいな下っ端に言われても知りませんよォ。」
サラ・空母「・・・・・・・・」
あとから考えてみたのですが、サラ金も貸して利息稼いでなんぼ、しかし最近の不景気、低金利、いつまでもブラックリストに載せっぱなしにしてたら(昔は、払い終わって7年はダメとか言われていたんですが)貸す相手の絶対数が足りないじゃないか、ということなのでしょう。
しかし、これでは・・・ああ、このクニは・・・・・
(2001/05/21) |