今日は8時から1時間20分、安全保障研究センターの例会で、北朝鮮の拉致問題と核開発問題を中心に、コリア・レポート編集長の辺真一さんの示唆に富むお話を聞きました。
「北も儒教で礼節を貴ぶ国です。事故や病気で亡くなった人を、葬式も墓参もせずに放置したという説明は、あまりに不自然です。機密を知る立場の蓮池さんを帰している以上、他の8人が機密を知っているから帰せないという推論も不自然です。下からの虚偽報告を上が鵜呑みにしただけなら、小泉首相が再調査を直接求めれば、解決の可能性があります。」
「子供たちは、親は仕事で出張中とか言われているでしょう。突然、『おまえは日本人だから、この国には要らない』と言って放り出すことは、しないで欲しいです。」
「1994年、クリントン大統領は、北を武力攻撃した場合に、60日間の戦闘で、米軍で5万2000人、韓国で49万人という甚大な被害が見込まれるとの報告を聞き、攻撃を躊躇しました。しかし、核開発を放置した場合の危険の増大を懸念し、攻撃を決意しました。攻撃を決断する1時間前に、カーター前大統領からの電話が入り、思い止まったのです。」
「米国は傷みを感じませんが、日本も朝鮮半島も大変です。米国は.人権問題でコソボを、9・11テロでアフガンを攻撃し、大量破壊兵器でイラクを攻撃しようとしています。北朝鮮は、これら全ての要件が揃っているので、米国は決断するでしょう。ぜひ国交正常化して下さい。現政権が悪質といっても、政権は一時のものです。しかし民衆は永遠に続くのです。」
9時半から議員総会。私から、石井紘基さんの事件につき発言。10時から5分間、新議員の紹介などの本会議。終了後、議員総会再開。鳩山代表と中野幹事長が統一補選につきお礼の挨拶。櫻井充さんが質問しましたが、議論のないまま時間切れ。11時から来客が続きました。
13時から、三鬼陽之助さんのお別れの会へ。私の父と同年で、いろいろ直言をいただきました。15時から、国家基本政策委員会のスタッフと来週の党首討論(QT)の打ち合わせ。16時から、難民問題小委員会で、カトリック大阪大司教区社会活動センターの岩田賢司さんから、アフガン難民の実状を聞きました。17時から法務省担当者。18時から、原稿書き。最終新幹線で帰岡。