今日は、国会最終日です。9時から、金融消費者保護推進議員連盟の総会で、被害者の皆さんの訴えを聞きました。変額保険の被害者の場合、契約だけで判断すると勝ち目はありません。しかし彼らは、立場の弱い人たちばかりで、金融機関の思惑の餌食にされたとも言えます。契約万能の原理でシャイロックの毒牙にかかった市民を救うのも、政治の大切な役割です。
9時半から議員総会。角田会長が、「暮と正月は、まずお詫びをし、そして新生民主党への支持を訴えよう…」と檄。私から、人権、心神の両法案の継続審議に賛成する理由を説明。10時から本会議。独立行政法人化法案の採決では、民主党は、国立病院機構は賛成、医薬品医療機器機構は反対し、ともに賛成多数で可決成立。後はおおむね型どおりの会期末処理で幕となりました。11時から、若干の議員と打ち合わせ。12時から議員総会で打ち上げの乾杯。
13時半から、死刑廃止議員連盟の総会。特別無期刑創設、死刑臨調設置、死刑執行停止の3法案で、世論を喚起し廃止論を深めることが提案されましたが、中座。
14時から、両院議員総会。鳩山代表退任、菅新代表就任の挨拶の後、役員人事が提案され、了承されました。次いで懇親会。私はひたすら、羽田さん、鳩山さんをはじめ皆さんに、新体制へのご協力をお願いして回りました。
16時から、アメリカ大使館のミュアーズ領事が来られ、1時間ほど民主党の状況を英語で説明。17時前、民主党岡山県連の綾大介幹事と打ち合わせ。その後、法務省の司法改革担当者から、今後の予定法案につき説明聴取。来年も大変です。
18時半から、岡山県青年会総会。県関係の学生寮にいる学生たちの会です。19時から、国のかたち研究会の懇親会。「民主党は今、崖っ淵です。私たちは、この党の再生のために、菅さんの運命を全議員に委ねたのです。決して、菅さんにぶら下がって、見返りを期待してはいけません。菅さんに向けて射られる矢は、私たちが受け止めるのです。私たちが背中に受ける矢の一本一本が、日本再生につながるのだと思って、下支えに徹しましょう。」と、お願いしました。最終新幹線で帰岡。
北朝鮮が正式に、ＩＡＥＡに対し、核施設の凍結解除と査察の拒否を通告して来ました。科学技術庁長官時代の経験から判断すると、極めて危険な状態です。何とかして、このチキンレースを止めさせなければなりません。日本の役割は重大です。小泉首相は、どうするのでしょうか。
