今日は、10時から昼食をはさんで16時まで法務委員会です。「公衆等脅迫目的の犯罪行為のための資金の提供等の処罰に関する法律案」の質疑と採決を行いました。テロ資金供与防止条約を受けて、国内法を整備するもので、テロ資金供与処罰法案と略称します。民主党は、小川敏夫さんが質問。乱用の恐れに対しては、付帯決議で釘をさし、賛成。反対は社民党だけでした。

12時から、昼食を取りながら、常任役員会。福田官房長官の核武装発言に対し毅然とした対応をすること、有事立法に対する民主党の態度をはっきり決めることなどの意見を申し上げました。

15時から、NC会議。菅幹事長から、4野党幹事長会談の結果が報告されました。（1）福田官房長官、中谷防衛庁長官の罷免を求める、（2）そのため、小泉首相出席の集中審議を求める、（3）開催に応じないときは、国会全体の運営に対して厳正な態度で臨む、（4）会期延長に反対するというものです。

あっせん利得処罰法改正につき協議。野党の提案は、（1）犯罪の主体を、国会議員の私設秘書だけでなく、公職にある者の私設秘書や一定の親族にも拡大する、（2）「請託」と「影響力の行使」との要件をはずす、（3）対象行為は「契約」と「行政処分」に限定せず、「要求」に「約束」「収受」も加える、（4）第三者供賄を明記することなどです。しかし与党案は、国会議員の私設秘書を加えるだけで、これでは実質的には現行のざる法をそのまま放置するだけですから、これには反対することを決めました。立候補休暇法案を了承。

17時半から、岡田克也政調会長と憲法調査会の進め方につき協議。18時から、国会コーラス愛好会の練習に参加。かなり遅れていることを自覚しました。19時前、玉置一弥さんのパーティー。19時過ぎから、部落解放同盟の新役員の皆さんとの夕食懇談会。

今日は、9時半から議員総会。直嶋幹事長が、福田官房長官と中谷防衛庁長官の責任追及につき方針を説明。延長問題に決着がついていないので、まだ戦術の最終判断は出来ません。しかし、追及の手は緩めません。

10時から本会議。法人税法改正案につき、峰崎直樹さんが、国債格付けの2段階引き下げや税制抜本改革の方向などにつき、専門的な質問をされました。その後、4法案の採決。教員研修制度の改革は、衆議院で政府側の答弁間違いがあり、委員会では紛糾しましたが、賛成。証券決済制度の改革は、金利スワップ削除の修正案が否決されたので、反対。テロ資金供与処罰法案は賛成。薬事法等改正案は、血液製剤は国内自給を基本とするとの修正を全会一致で行い、賛成。

12時から、国対・理事合同会議。各委員会の情報交換と協議です。13時から、法務省担当者から民事訴訟改革の検討状況につき説明聴取。原稿書き。15時過ぎ、遅れて在日外国人PTに出席し、難民認定手続きの改革につき考え方をまとめるようお願いしました。

17時から1時間、社民党の会議に朝日俊弘さんと共に出席し、心神喪失者医療観察法案に対する民主党の「対案」の説明をし、質問にお答えし協力をお願いしました。18時半、前原誠司さんのパーティー。