活動日誌 2003年12月 >>日程表 ホーム総目次12月目次前へ次へ

12月1日(月) 駅前街宣、コープこうべ見学、司法書士

おはよう730、民主党です!

今日は7時半から、恒例の駅前演説「おはよう730、民主党です!」に参加し、25分ほど話しました。日が登るのがずい分遅くなり、演説の場所は、いつまでもビルの陰で、しかも車の屋根の上。これからは、寒さが身にしみます。はじめ15分ほどは、のどが治ったかと思ったのですが、まだ無理でした。

内容は、まず何よりも、イラクにおける2人の日本人外交官の死亡事件です。従来から日本は、アラブ世界とは良好な関係を保ってきていました。ところが小泉首相が軽率に、米英による大義のないイラク戦争に、ブッシュ大統領とのお付き合い的な感覚で支持を表明し、占領支援となる自衛隊派遣を模索しています。しかも現在、イラクは全土が危険地域で、非戦闘地域など何処にもありません。今回の痛ましい事件の責任は、小泉首相の無責任な判断にあります。国会審議を強く求めます。

その他に、足利銀行破綻、H2A打ち上げ失敗、予算委員会質問などを話題にしました。

喫茶店で朝食。9時過ぎの新幹線で、新神戸へ。9時半過ぎに、日本生活協同組合連合会常任参与の布藤明良さんや生活協同組合コープこうべの役員の方たちと合流し、17時まで、コープこうべの活動を見学させていただきました。さすがに全国の生協運動の中でもずば抜けた歴史と実績を誇る生協だけあって、活動の幅も深さも理念もすばらしく、圧倒されました。

まず10時から30分間、コープデイズ神戸北町の見学。生協の店舗でも最大規模で、10時開店時には、駐車場はほぼ満車。高齢者が多いのが、月曜朝の特徴とか。生協で開発した商品も、たくさん並んでいます。次に11時から40分間、みずほ協同農園。農業生産法人による農場で、店舗から出る生ゴミを原料に堆肥を作り、これで農場のほか貸し農園なども営むエコファームです。今後の規模拡大が期待されます。

生活文化センターの見学
 
阪神友愛食品株式会社で

12時から13時半まで、協同学苑と史料館の見学。学苑は、文化活動の研修棟と福祉実習の協同棟のほか、宿泊施設もあります。史料館は、イギリス・ロッチデールで始まった生協運動と日本における賀川豊彦以来の歴史を展示しています。食堂で昼食をいただきました。

14時半から30分間、生活文化センターの見学。生涯学習や文化活動のセンターです。15時15分から45分間、コープリビング甲南のはーとらんどとデイサービスの見学。ホームセンター系の店舗に、介護用品を品揃えして相談にも応じるフロア―があり、さらに、コープの出資する特別擁護老人ホームと提携したデイサービスセンターも併設されています。

最後に、16時半前から30分間、阪神友愛食品株式会社を見学。30数人の従業員のうち3分の2が障害者で、たけのこ、ぜんまい、ふきなどの季節植物を煮沸保存し、順次パックに加工して店舗に出荷することにより、年間を通じて仕事が均分されるようにします。

コープこうべは、兵庫県の全世帯の80%が加入しており、地域社会の基盤を形成しています。行政も、生協との提携を考えずに、施策を実行することは出来ません。長い歴史が作り出した、揺らぐことのない市民社会です。

次いで、大阪に移動し、LECの今年度司法書士試験合格祝賀会に出席。書士の試験は、司法試験に負けない難関で、合格者は790人、合格率は2%台です。「これからがスタートです」と激励して、乾杯の音頭を取り、参加者と懇談しました。大阪泊。

LEC司法書士試験合格祝賀会

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