江田五月 活動日誌 2003年3月 >>日程表 ホーム総目次3月目次前へ次へ

3月25日(火) 原子力、法人改革、法務委、連合、人権、両院総会、草苅さん

今日は8時から、エネルギー・環境問題研究会。使用済み核燃料の処理方法、つまりバックエンドの話を聞きました。原発の最大の難題です。日本は再処理方針を採っており、年間1000トンもの使用済み核燃料のうち、90トン程度は東海村で再処理し、800トン程度を処理する工場を六ヶ所村に建設中です。しかし、再処理で得たプルトニウムの使用と残った高レベル廃棄物の深地層処分という難問があります。海外では、アメリカは再処理なしの直接処分方針を採ってきましたが、今年1月にエネルギー省が議会に提出した報告書では、方針見なおしに繋がるかも知れない記述があるとのこと。中座。

9時から、私が座長のNPO・公益法人改革PT。まず行革事務局から、現在の検討状況を聞きました。自民党から、NPOを含めた検討に異論が出され、そのため行革事務局が再検討するので、政府税調に税の検討を待ってもらうよう伝えたとのこと。今年度中の大綱決定は、不可能だと思われます。次いで、法人格を取得していないNPOの意見を、埼玉県の雲取山で広葉樹植栽活動をしている「百年の森づくりの会」からヒアリング。

10時から1時間弱、法務委員会。債権譲渡円滑化法改正案の質疑と採決。日切れ法案です。11時から、連合の皆さんが倉田参議院議長に消費税総額表示反対書名を渡すのに立ち合い。25万人に上ります。その後、鉢呂吉雄さんを北海道知事にする会。

11時10分、部落開放同盟と民主党との懇談会。組坂委員長ほか中央本部の役員と岡田幹事長らとの協議です。

12時から、両院議員懇談会。菅代表が、吉田之久さんのご逝去を報告し、イラク戦争につき、「新たな決議のない武力行使は、憲章違反であり、絶対反対です。21世紀の世界をlaw of jungleに支配させてはなりません。道理のない力に頼るのは、長期的に見ると、必ず大きな禍根を残します」と挨拶。国政補選の小宮山洋子さんと加藤まさこさんが挨拶。

次いで岡田幹事長が、(1)都知事選での樋口恵子さん支持などの選挙方針、(2)企業団体献金のあり方、(3)自由党との協議につき報告。質疑。川端達夫さんが(1)個人献金の税額控除制度、(2)違法献金の制裁強化を提唱されました。

14時前の新幹線で帰岡。18時半から、県議の草苅隆幸さんの総決起集会。民主党公認で3期目を目指します。会場は満席で、必勝を誓いました。最終新幹線で上京。


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