今日は8時から、税制調査会と年金改革PTの合同会議で、年金改革につき自由討議。スウェーデン方式の導入につき、議論が沸騰しました。現在の制度は、まず基礎年金をすべての人に保証し、その上に付加年金を置きます。スウェーデン方式は、まず、料率を固定した確定拠出方式で、所得比例年金を設け、低所得のためにこの年金を貰えない人には、国の負担で保証年金を付加します。移行には、スウェーデンでは20年かけます。
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9時から、中国共産党杭州市委員会書記の王国平さんのご一行が、訪ねて来られました。昨秋の訪中時に会った人です。三菱や東芝の杭州進出の話を進めるそうで、元気一杯です。
9時40分、予算委員会を傍聴。10時から、国会議員年金問題PTの役員会。私が座長で、副座長は長浜博行さんと谷林正昭さん、事務局長は山花郁夫さんです。国会法第36条には、国会議員の退職金の規定があり、その規定に基づき、国会議員互助年金法が第1条で、「議員の退職により受ける年金等」につき規定しています。現実は、国会議員には国会法に定める退職金の制度はなく、その代わりなのでしょうか、互助年金制度があります。年金と呼ばれていますが、実は退職金の分割給付だということのようです。それなら、全額が国庫から支出されるはずですが、現実には毎月10万3000円を積み立て、その上に国庫投入が7割というのですから、どこかおかしいと言わざるを得ません。まず制度の勉強から始めます。
11時半から、内閣府、市民・子ども（子ども政策会議）、法務の3部門の合同会議。出会い系サイト規制法案は、この合同会議で扱います。法務省、警察庁、厚労省から、児童買春と児童ポルノの実態につきヒアリング。児童買春取り締まりの法律を強化するだけでなく、出会い系サイトを刑罰で取り締まる法律を別に作ることの必要性と妥当性が、これからの検討事項です。
12時半に国会を発って、知人のお見舞いへ。菅直人さんの最初の選挙以来の仲間です。病状は、極めてシリアスで、本人も知っており、「どう？」と声をかけると「ダメらしいよ」との答。声はかすれていますが、元気で、一人で歩いてトイレへも行きます。ベッドの脇に、小熊英二さんの「〈民主〉と〈愛国〉−戦後日本のナショナリズムと公共性」があり、読みかけで、「終わりまで行けるかどうか？」と笑っていました。厚さ10センチもある本です。「日本のリベラリズムは、やはり丸山真男と大塚久雄だな。民主党の若手に、このくらいの本は読ませたほうが良いよ。愛国とは、公共性なんだな。」と、薀蓄を傾けます。話しこんでくたびれさせてはいけないので、失礼しました。安直なお見舞いの言葉はかけられません。
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14時20分、法務省が、人訴法案の補足説明に。14時45分、石井紘基さんにつき取材。16時、東海大学に松前達郎総長を訪ねました。17時過ぎ、新宿から相模大野へ。
18時半から、神奈川県議選に民主党公認で立候補予定の小林教利（のりとし）さんの集会に参加し、激励の挨拶。知事選に挑戦する松沢成文さんも、ご出席でした。20時過ぎ、新横浜から新幹線で帰岡。
坂井隆憲議員逮捕。ひどい話で、逮捕許諾も自民党除名も当然。議員辞職も不可欠と思います。しかし、こちらに目を奪われ、トカゲの尻尾切りで終わりにさせてはいけません。
