今日は8時から、湯川政策秘書と質問の打合せ。
8時半から、法務部門会議。裁判迅速化法案につき、衆議院法務委員会の自民と民主の理事の間で、懸案の3点につき修正を合意したとの報告がありました。次いで、司法制度改革のための裁判所法等の一部改正案と仲裁法案につき、司法制度改革本部からヒアリング。前者につき、特に弁護士資格の特例に異論続出。司法試験合格後、5年間国会議員に在職したものに、弁護士資格を付与するというもので、合理性がありません。日本国民を被害者とする重大犯罪の国外犯処罰規定を整備する刑法改正案は、賛成。
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参議院法務委員会 |
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10時から12時半まで、法務委員会。衆議院で修正された心神喪失者等医療観察法案と民主党提出の裁判所法、検察庁法、精神保健福祉法の各改正案の質疑です。私が11時前から90分間、質問。わが国の精神医療の現状は、長期入院が異常に多いこと、スタッフが非常に不足していること、地域ケアが弱体であること、社会的偏見が根強いことなど、多くの問題を抱えており、早急に抜本的改革が必要です。これが与野党を通じた共通認識だということを、まず確認した上で、池田小学校事件についての小泉首相発言から質問を始め、法律上の細かな問題点まで、幅広く質問。予定した項目の半分を少し過ぎたところで、時間切れ。次回も続けます。(会議録)
12時45分、国家基本政策委員会のスタッフと打合せ。13時半から16時まで、法務委員会。14時から30分中座して、総合選対役員打合せ。16時から1時間、出会い系サイト規制法案についての打合せ。政府提出法案は、性的搾取行為の犠牲となった児童を処罰することになりかねない点があり、児童の商業的性的搾取に反対する世界会議の宣言(ストックホルム宣言)に抵触するおそれがあるため、修正を求めようというものです。その後、明日の国家基本政策委員会両院合同幹事会の開催につき、電話連絡。
17時過ぎから1時間、部落解放同盟中央執行委員長の組坂繁之さんの「中日友好使者の称号授与を祝う会」。19時から、国のかたち研究会の懇親会。おでんを突付きながら、統一地方選の結果や最近の民主党の状況につき、自由に意見交換。