今日は臨時国会の最終日です。8時から、安全保障研究センターの例会に出席し、外務省の担当者から東アジア外交の現状につきヒアリング。先輩の永末英一さん、吉田之久さんから引き継いで、現在は衆議院副議長の中野寛成さんが主宰される会です。9時過ぎに中座。
9時半から、議員総会。まず私が、国会閉会に当たり、消化不良だった国会を反省し、昨日の櫻井充さんの質問に対する小泉首相の詭弁答弁などを引いて、決意を新たに政権交代にむけて全力を尽くそうと挨拶。岡田克也代表が出席され、「『人生いろいろ』が今年の流行語大賞になると思っていた」と、きつい冗談を交えて決意表明。若干の質疑もありました。
10時から、本会議。まず、「日米交流百五十年に当たり日米友好関係の増進に関する決議」を賛成216、反対17で採択しました。次いで、懸案の司法修習生給費制廃止に関する裁判所法改正案や発達障害者支援法案など5法案の採決に入り、いずれも可決、成立。請願の採択と閉会中審査を決め、扇議長の挨拶で、休憩。午後からの衆議院の本会議で、参議院に送付される案件が出ると困るので、散会とはしませんが、何もなければこのまま散会となります。その後、民主党控室に、議長、副議長や外務大臣らが挨拶に来られ、応対しました。
11時15分から30分ほど、従軍慰安婦だった韓国のイ・ヨンスさんとフィリピンのベアトリス・トゥアソンさんが、角田義一副議長に面会に来られ、陪席。要請を切々と話され、角田さんも丁寧なねぎらいと激励の言葉を掛けられました。終了後、角田さんと若干の協議。
12時から30分ほど、議員総会。軽食を囲んだ打ち上げ会です。同じ時間に衆議院では、連合の皆さんにも参加いただいて、イラクへの自衛隊派遣反対集会が開かれました。その後、13時からの衆議院本会議が開かれ、継続審議案件などを決めましたが、参議院送付案件はありませんでした。なお、ここで弁護士費用敗訴者負担法案は継続審議とならず、廃案が確定しました。
13時半から1時間半ほど、党本部で、両院議員懇談会。国会対応と党大会が議題で、岡田克也代表の挨拶と川端幹事長、鉢呂国対委員長、輿石参議院幹事長の報告の後、サマワに議員を派遣することの可否などの質疑を行いました。最後に私が、議論を集約する挨拶を行い、閉会。その後は議員会館で、大島崇志さん、法務省担当者など、来客が続きました。
17時半過ぎから、会社の忘年パーティーと職員の打ち上げ会を駆け回り、18時半から2時間半ほど、仙谷由人さんらと気楽な意見交換。国会は終わりましたが、年末まで、まだまだ仕事が残っています。