活動日誌 2004年3月 | >>日程表 | ホーム/総目次/3月目次/ 前へ|次へ |
3月10日(水) ウラン残土、予算委、合同会議、職務発明、憲法、両院総会
今日は10時から、文部科学省の核燃料サイクル開発の担当者から、鳥取県方面(かたも)地区からのウラン残土撤去に関する訴訟経過の説明を受けました。2月27日に、核燃料サイクル開発機構の控訴が棄却され、仮執行宣言も付されました。そこで、上告して強制執行停止決定を申立てるかどうかですが、原審の判断を覆すのは容易ではないと思います。強制執行は、代替執行ということです。
11時から、法務省刑事局の担当者から、提出法案の説明聴取。11時40分過ぎ、参議院予算委員会を傍聴。平野達男さんの質問です。12時から、国対・理事合同会議。明日から、各委員会が一斉に動き始めます。
13時から1時間、民主党の知的財産権戦略PTと経済産業部門の合同会議に出席し、弁護士で弁理士でもある升永英俊さんから、職務発明についてのお話を伺いました。先日の青色発光ダイオードの発明者、中村修二さんの訴訟代理人で、内閣提出の特許法35条の改正案に反対の意見を述べられました。
14時から1時間弱、民主党憲法調査会第4小委員会の役員会に出席。玄葉光一郎さんが座長、辻恵さんが主査で、テーマは地方分権です。今後の段取りを決めました。その後、デスクワーク。
17時から2時間、両院議員総会に続いて懇談会。総会は、マスコミの皆さんにフルオープンで、菅直人代表の挨拶と岡田克也幹事長の報告の後、菅代表が、新両院議員総会長に伊藤忠治さん、新中央代表選挙管理委員長に細川律夫さんを指名し、懇談会に移りました。
懇談会は、国会議員本人だけの出席で、秘書問題の討議を行い、20数人が発言しました。配偶者や親族を公設秘書にしている皆さんから、その実態や考え方につき、真情を吐露した発言が続きました。皆、真面目で真剣です。しかしそれは、結果としては、国民に説明できない秘書問題の現状を、そのまま認めることになりかねず、民主党としては採用できません。配偶者や同居の親族の公設秘書採用は、禁止の方向で、常任幹事会で協議することになりそうです。なお、懸案だった次期衆参候補予定者に対する有償委託調査制度を、月額20万円として実施することとなりました。