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10月15日(土) NTT労組講演、帰岡

NTT労組NTT持株本部で講演

今日は鬼怒川温泉のホテルで起床。9時から、NTT労組NTT持株本部の全役員会議で、政治状況の特徴と民主党の今後の取り組みにつき、1時間強の講演をしました。昨年の参院選と今夏の総選挙の特徴、特に総選挙での民主党敗北の「社会心理学」的背景、小泉首相の手法をどう評価するか、参議院の本来の役割と郵政法案可決との乖離、民主党の支持基盤の分析、前原執行部の課題などです。

特に労組と政党の関係と憲法改正とについて触れるよう要望があったので、この点についてもそれぞれ数分ずつ話しました。

民主党は労組依存政党であってはなりません。現実には、依存している面がないといえば嘘になりますが、それは労組の責任ではなく、民主党の改善課題です。労組の方にも、既得権益などの課題がありますが、だからといって、憲法で労働基本権が保障されていることの意味を理解せず、労働組合の機能や役割を否定するかの言動をとると、歴史に逆行することになります。民主党は、他の基本的人権と同様に、労働基本権についても、これを擁護し発展させることを目指します。このことを基盤とした両者の成熟した関係が必要ですし、可能です。

憲法については、私の2つの発言を資料として配布し、これを要約して解説しました。今年3月2日の参議院憲法調査会での締めくくり発言と5月16日の日本・EU会議での憲法発言です。

11時過ぎに発って、東武鉄道で浅草へ。ちょっと遅い昼食を取って、15時半過ぎの新幹線で、帰岡。帰宅したのは19時半でした。


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