活動日誌 2006年5月 | >>日程表 | ホーム/総目次/5月目次/ 前へ|次へ |
今日は9時から、役員会。冒頭、菅野久光さんのご逝去が報告されました。次いで協議。後半国会の案件が煮詰まってきました。小沢代表が、与党と厳しく向き合う姿勢を強調されました。特に共謀罪については、構成要件が不明確で司直の裁量権も広すぎ、人権の観点から看過できないので、毅然たる対応となります。9時半からは、民主党憲法調査会の枝野幸男さんと簗瀬進さんも加わり、国民投票法に対する態度を協議。他で対立しながら、この案件で共同歩調というのは、国民には分かりにくいので、共同提案はせず、与党案提出の場合には民主党案も別に提出することにしました。
10時から、法務委員会に出席。出入国管理・難民認定法改正案の質疑で、松岡徹さんが生体情報識別機器の導入方法などにつき、また千葉景子さんが総括的に、厳しく政府を質しました。12時過ぎには質疑を終了し、民主党からは修正案を提出して、採決となるのですが、私は家西悟さんと差し替えで中座。
12時から、常任役員会。私が冒頭、菅野さんのご逝去を報告し、後半国会の対応方針を説明しました。次いで国会情勢につき協議し、天下り制限強化と随意契約規制の関係の民主党法案を、いずれも議員立法として提出することを決定。認定こども園関係の法案については、内容は素晴らしいのですが議事法上の疑義があり、さらに検討することとしました。
13時から、法務省、警察庁、海上保安庁の担当者から、刑事施設法改正案につき説明聴取。代用監獄の関係です。13時半に議員会館を発ち、宿舎で着替えをして、羽田へ。15時の便で、札幌千歳へ。
18時から、菅野さんの通夜に参列しました。小学校の教員から地方議員を経て、1983年から3期18年間参議院議員を務められ、1998年の民主党結成に参加されて、参議院「民主党・新緑風会」の初代議員会長に就任されました。さらに同年7月から3年間、副議長を務められました。温厚篤実なお人柄ですが、生涯にわたり庶民のためにたたかい抜かれました。享年79歳。合掌。21時半前の便で、帰京。宿舎帰着はほとんど24時でした。