江田五月活動日誌 2006年6月 >>日程表 ホーム総目次6月目次前へ次へ

6月14日(水) 法務、総会、本会議、合同会議、取材、歴史リスク研、教育議懇、報徳研

今日は8時から、法務部門会議。法務省担当者から、改正少年法の施行状況報告の説明を聴取しました。施行から5年を経過したので、参議院での附則修正に従って、先日国会に報告されたものです。14歳または15歳の少年で検察官送致となった事件は、合計5件ですが、そのうち2件は、15歳少年の道路交通法違反事件で、刑事裁判の結果は罰金です。これは、改正時の想定とは大きくかけ離れていると思われるので、より詳細な報告を求めました。さらに、単なる統計の定量的な報告だけでなく、少年法の理念の理解度や信頼性がどう変化してきているかなど、定性的な観察も行うよう求めました。続いて、閉会後の活動につき、意見交換。

議員総会で退任の挨拶

9時半から、議員総会。私が冒頭挨拶で、日銀の福井総裁の村上ファンドに対する1000万円投資の件につき注意を喚起し、輿石東さんにバトンタッチすることに触れて、退任のご挨拶をしました。輿石さんからも就任のご挨拶がありました。

10時から、本会議。7法案の採決で、担い手交付金等農業関係3法案に対しては郡司彰さんが、医療制度改革2法案に対しては足立信也さんが、どちらも素晴らしい反対討論をされました。前者は134対97、後者は131対100で可決、成立。残念。終了後、輿石幹事長、平田国対委員長と協議。

12時から、国対・理事合同会議。平田さんが退任挨拶をされました。会期末処理のほか、「精神病院」を「精神科病院」に改めるなど、議員立法を超スピードで成立させる案件が、いくつかあります。良いことではありませんが、やむを得ません。

民主党教育政策議員懇談会

13時から1時間強、中國新聞の取材。(記事) 14時過ぎに核軍縮ネット総会に駆けつけましたが、終わったところでした。すぐに、「日本の歴史リスクを乗り越える研究会」の勉強会に出席。ドイツ、フランス、ポーランドの各大使館の担当者に来ていただき、それぞれの国の戦後の和解プロセスの話を聞きました。じっくり研究する価値のある貴重な国際的経験です。

16時から1時間強、民主党教育政策議員懇談会に出席し、日教組の森越康雄委員長の「子供たち・保護者・教職員そして社会が元気になる教育改革を」という話を聞きました。教育の原点に関わる良いお話でした。17時過ぎから1時間、「二宮尊徳思想研究会」設立総会に出席。続いて記念講演会に移り、国際二宮尊徳思想学会理事長の草山昭さんの講演を聞きました。心の洗われるお話でした。18時半から、知人と会食。


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