江田五月活動日誌 2007年2月 | >>日程表 | ホーム/総目次/2月目次/ 前へ|次へ |
今日は11時半から13時まで、国のかたち研究会に出席し、新型インフルエンザにつき講演を聞きました。現在発生している鳥インフルエンザはH5N1型で高病原性ですが、これは従来の弱病原性とは型が異なるそうです。いずれにせよ、国内では防除体制が万全なので、食用に出回る鶏肉も鶏卵も、安全性に問題はなく、風評被害はあってはなりません。そのことと新型インフルエンザヴィールスの出現の危険性は、区別して考えなければなりません。
スペイン風邪などを起こしたものは、従来型鳥インフルエンザヴィールスの変異したもので、弱毒性なのにあれだけの被害を与えました。H5型からヒトからヒトに感染するヴィールスが生まれたら、強毒性で、世界的規模で大流行するパンデミックを引き起こす可能性があります。しかもその可能性は、今や具体的対策を検討すべき程度に至っていると言うのです。ワクチン開発の備えなど医学面の対策も必要ですが、社会的安全保障として危機管理面の対策も不可欠です。米国で1918年に流行したときのセントルイス市の対策は、市長のイニシアティブで、葬式に至るまですべての集会を禁止し、備蓄食物に頼る自宅蟄居で蔓延を防ぎ、爆発的感染を逃れたそうです。品川区の対応が参考となりそうです。政治の構えが問われているようです。
サービス・流通連合から要請 15時から、サービス・流通連合の担当者が来室され、今国会で議論される労働法制改革につき、要望を聞きました。ホワイトカラー・イグゼンプション、パート労働対策、年金一元化などです。
16時から、新宗連の皆さんと民主党との懇談会に出席。今夏の参院選では、比例区に民主党公認で出馬予定の大島九州男さんと風間直樹さんが支援を受けるため、しっかりした連携関係を作らなければなりません。
18時半過ぎの新幹線で、帰岡。