江田五月活動日誌 2007年5月 >>日程表 ホーム総目次5月目次前へ次へ

5月17日(木) 法務委、国の…、全印刷、ICC判事、連合集会

今日は10時から、法務委員会。少年法改正案の審議で、参考人として長沼範良教授、黒岩哲彦弁護士、「少年犯罪被害当事者の会」代表の武るり子さん、元国立武蔵野学院長の徳地昭男さんに来ていただき、意見聴取と質疑を行いました。長沼教授のご意見は、保護観察中の少年に対する再審判以外は、私は法理論としては概ね納得できます。しかし現実はもっと緊張感に溢れており、例えば触法少年に対する警察官調査の行き過ぎを心配するのは、決して杞憂ではありません。民主党は、前川清成さんが質疑をしました。一昨日の質疑で私が求めた証拠廃棄に関する文書が、理事会に提出されました。私は中座して、11時半から1時間強、国のかたち研究会。

全印刷中央委員会で

13時過ぎから1時間ほど、全印刷局労組の臨時中央委員会に、円より子さん、赤松広隆さんと一緒に出席し、顧問議員団の団長として来賓挨拶。通貨製造の業務形態は、大蔵省印刷局でしたが、2003年4月に行政改革の一環として公務員型の独立行政法人「国立印刷局」となり、今また揺れています。しかし、例えば通貨偽造は有価証券偽造とは違うというのが社会通念であり、通貨製造は国の業務というのが自然です。

14時半過ぎに、地元の河川事務所から河川改修の要請に来られました。15時から1時間強、国際刑事裁判所(International Criminal Court)のサン‐ヒュン・ソン判事(Judge Sang-Hyun Song)の来日歓迎の懇談会に出席。随行の職員3人もご一緒で、みな弁護士さんたちです。議員の参加者は、関連の議員連盟役員ら10人弱で、他にNGOからも出席され、20分ほどのご挨拶の後、質疑応答も行われました。裁判所で使う言語は英語とフランス語ですが、当事者は自分の言語で陳述することを認められており、例えばウガンダは52の言語があるため、通訳が大変だそうです。

17時半から1時間、民主党本部で、「STOP! THE 格差社会 参院選へ向けた政策勉強会」に出席。連合会長の高木剛さんが、雇用間や地域間の格差の実態につき、全国の対話集会で聞き集めた生の声を紹介され、最低賃金制度改革などを掲げて参院選で勝利することを訴えられました。


ICCサン-ヒュン・ソン判事を迎えて

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