江田五月活動日誌 2007年6月 >>日程表 ホーム総目次6月目次前へ次へ

6月13日(水) 法務、総会、本会議、合同会議、法務委、ODA特委、電子債権、日中

今日は8時から、法務部門会議に出席。会期末の慌しい衆参の報告のほか、犯罪被害者保護法案に対し参議院で提出予定の修正案につき、参議院法制局の説明を聞き、協議のうえ了承しました。被害者参加人制度につき、被害者の意見陳述から求刑を除くことと、裁判員裁判については開始から1年程度の後に施行すること等が内容です。さらに、DV法改正案の対応につき、方針を了承しました。

9時半から、議員総会。輿石東議員会長が、最終盤に当たり、小細工をせず堂々とルールに則り質疑を進めようと挨拶。日程報告等がありました。

10時から1時間半弱、本会議。公認会計士法等改正案につき、尾立源幸さんが専門家らしい質問をした後、採決日程に入りました。まず、決算3案件につき、民主党は全て反対しましたが、多数で是認と決定。全会一致で、タウンミーティングの不適切運営、労働局の不正支出、社会保険庁の杜撰な記録管理、国土交通省等の官製談合、原発のトラブル隠し、不適正な漁業補償の6項目につき、内閣に対する警告決議を行いました。次いで、外交3案件と北朝鮮制裁案件を承認。さらに国際問題等3調査会の各報告を聴取し、最後に、ワーク・ライフ・バランス推進決議を行いました。サミット報告は聴取しないことになりました。

11時45分、地元からの国会見学の皆さんと一緒に、議事堂正面で記念撮影。12時から、国対・理事合同会議。

13時からは、委員会が2つ重なりました。最初に、17時過ぎまでの法務委員会に出席。犯罪被害者保護法案に対する参考人質疑で、まず被害者参加制度につき、大澤裕教授、後藤弘子教授、高橋シズエさん、細田初男弁護士から意見聴取し、民主党は前川清成さんが質疑。次いで損害賠償命令制度につき、奥村正雄教授、氏家和男弁護士。番敦子弁護士から意見聴取し、民主党は簗瀬進さんが質疑。

その途中で時々中座して、15時まで、ODA特別委員会に出席。安倍首相、麻生外相らの出席を得て、ODAに関する調査を行い、民主党は富岡由紀夫さんが質疑。こちらはテレビカメラの放列が出来ていました。

17時20分から30分ほど、法務省と金融庁の担当者から、電子記録債権法案の説明を聞きました。決済手段の最近の状況変化などにより約束手形の利用が大きく減少しています。そのため、債権の弁済期以前の資金化につき、手形割引に代わる制度が必要になっています。そこで、新たな債権流通システムを用意して経済の要請に応えるため、電子的な記録によって債権を確定し流通させる制度を創設しようとするものです。

18時半から2時間半ほど、「日中21世紀の会」懇談会に出席し、王毅大使らの参加を得て、賑やかに夕食懇談しました。


 
国会見学に来られたJFEの皆さん

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