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| 江田五月活動日誌 2007年9月 | >>日程表 | ホーム／総目次／9月目次／ 前へ｜次へ |
今日は、首班指名の日です。9時20分に事務総長からの電話で、安倍内閣が総辞職した旨の連絡があったことが伝えられました。在任期間は、ちょうど丸1年です。
10時前に議員宿舎を出て、議員会館へ。打合せや若干のデスクワークの後、11時過ぎに議長室に移り、さらに打合せ。衆議院と参議院と、首班指名につき、議事の進行が微妙に異なり、絡み合っていきます。
13時から衆議院本会議の首班指名選挙が始まったところで、13時10分から、参議院議院運営委員会に出席。議員数が違うので、30分の時間差を設けています。13時半から40分間、本会議。直ちに首班指名選挙に入りました。氏名点呼の途中で、衆議院の選挙結果の連絡があり、福田康夫さんが指名されたことを知りました。しかし参議院では、選挙結果は、小沢一郎さん117票、福田康夫さん106票、志位さん7票、福島さん5票、綿貫さん4票、白票1票で、過半数得票者がおらず、直ちに決選投票に入りました。その結果は、小沢さん133票、福田さん106票で、参議院の指名は小沢さんと決まりましたが、これは衆議院の指名と異なっているので、両院協議会を求めると述べ、協議委員選挙のため、休憩。
14時15分ころ、衆議院議長の河野洋平さんに電話を掛け、両院協議会を求めることを伝え、初回の会議を今日とすることを合意しました。時刻は協議委員で決めてもらいます。
14時20分過ぎに、自民党新幹事長の伊吹文明さんが就任挨拶に来られました。14時45分から、議院運営委員会に出席。15時5分から5分間、本会議。協議委員の選挙で、手続きを省略して議長として、民主党会派から議員会長の輿石東さん他6人、共産党、社民党、国民新党から各1名の合計10名を指名しました。参議院側は小沢さんを指名した会派で10名を占め、衆議院側は福田さん側の10名となります。
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15時15分、協議委員の選挙で議長となった輿石さんと副議長となった平田健二さんが挨拶に来られ、今日中に初回を開くようお願いしました。15時45分、地元から福田玄君が訪ねてきました。衆議院のほうは、参議院より遅れて、協議委員の選挙などが進みました。
両院協議会は型どおり進みましたが、16時20分、協議は不調に終わったとの連絡がありました。そこで、16時45分に議院運営委員会に出席。17時5分から5分間、本会議。輿石さんが、両院協議会の議事の経過と結果を報告され、私が衆議院の議決が国会の議決となると述べ、閉会。衆議院本会議は17時半からで、河野議長が同趣旨のことを述べられ、福田新首相が正式に決まりました。
17時50分、福田新首相が挨拶に来られました。握手をし、写真撮影に応じ、短時間で終わりましたが、別れ際に福田さんが「参議院は議長さんが大きく見えるなあ」と言っていたのが印象的でした。さあ、どうなるでしょうか。その後、西岡議院運営委員長が来られ、懇談。さらに議長室で、組閣の状況を見ながら待機しましたが、皇居での親任式は明日になったので、19時半過ぎに議長室を退出しました。
首班指名選挙で、私は投票しませんでした。衆議院は議長も投票用紙を職員に持たせることにより投票するのですが、参議院は、議長席にいる議長または副議長は投票しないのです。いずれもそれぞれの院の先例で決まっているのですが、どんなものでしょうか。
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【外部リンク】 参議院ホームページ／内閣総理大臣の指名両院協議会
