今日は、今国会の最終日です。延長の見込みですが、まだ確定していません。8時半過ぎに、議長室に入り、打ち合わせ。9時半から、議院運営委員会に出席。野党は、公明党は出席ですが、自民党は欠席して初めて見る風景となり、午前中の本会議の次第を決めました。
10時から40分ほど、本会議を主宰しました。まず、26人の人事案件で、採決は5回に別れました。第1回は、綜合科学技術会議議員の本庶さんなど13人で、151対0の全会一致で同意。第2回は、同会議議員の中鉢さんなど3人で、共産党が反対で145対7で同意。第3回は、原子力委員長ら5人で、共産党と川田龍平さんが反対で145対8で同意。第4回は、原子力委員の秋庭さんら2人で、川田さんが反対で152対1で同意。第5回は、公正取引委員会委員ら3人で、152対0の全会一致で同意。自民党はすべて欠席でした。
次いで日程に入り、日程第1ないし3の外交案件と4の防衛省給与法案につき田中外防委員長の報告の後、外交案件は153対0の全会一致で、法案は145対7で、いずれも可決、成立。次に柳田厚労委員長から、日程第5の肝炎法案、6のインフル法案につき報告を、7の原爆法案につき委員長提出のため趣旨説明を、それぞれ聞いて、第5と7は154対0の全会一致で、第6は川田さんが反対で153対1で、いずれも可決し、第5と6は成立、第7は衆議院送付となりました。さらに第8の中小企業金融円滑化法案につき大石財金委員長の報告の後、153対0の全会一致で可決、成立。第9の裁判官報酬法案、10の検察官俸給法案と11の裁判官育児休業法案につき松法務委員長の報告の後、第9と10は146対7で、第11は153対0の全会一致で、いずれも可決、成立。第12の一般職給与法案、13の特別職給与法案と14の公務員育児休暇法案につき佐藤総務委員長の報告の後、第12は147対7で、第13と14は154対0の全会一致で、いずれも可決、成立しました。最後に国会議員歳費法案、国会議員秘書給与法案と国会職員育児休業法案につき西岡議運委員長の報告の後、議員と職員の法案は154対0の全会一致で、秘書給与法案は147対7で、いずれも可決、成立しました。休憩。
10時50分前に、いずれも参議院国対委員長の民主党会派の平田健二さん、社民党の近藤正道さんと国民新党の森田高さんが、会期を12月4日まで4日間延長する申し入れ書を持って来られ、山東副議長、西岡議運委員長とともに受け取りました。その後、同僚議員と打ち合わせ。衆議院からの連絡を待って、12時50分から、常任委員長懇談会。野党の皆さんも出席で、延長に反対されました。結局、議院運営委員会理事会で、延長の議がまとまらないので本会議に諮らないことになり、13時15分から委員会に出席し、野党も出席して午後の本会議の次第を決めました。会期は13時からの衆議院の議決で4日間の延長となりました。