17時半過ぎから議員総会が再開され、17時50分から本会議開会となりました。まず、北朝鮮の砲撃非難決議を全会一致で行い、菅首相の所信表明を聴取。次に補正予算3案の緊急上程があり、前田委員長の報告を受けて川上義博さんが賛成の、猪口邦子さんと中西健治さんが反対の討論を行い、114対125で否決となり、衆議院から両院協議会を求められることとなりました。次いで日程に入り、農林漁業六次産業化促進法案を236対1で可決、成立とし、国家公務員一般職給与、同特別職給与、同育児休業等に関する改正3法案と地方交付税法改正案、放送法改正案と地デジ促進法改正案につき、一部に討論があって4回に分けて採決をし、育児休業を全会一致で、他をいずれも賛成多数で可決、成立としました。さらに防衛庁職員給与、裁判官報酬と検察官俸給の各改正法案を賛成多数で可決、成立とし、司法修習生給費制継続関係の裁判所法改正案を224対11で可決、成立としました。最後は、国会議員歳費等の国会関係4法案を、いずれも賛成多数または全会一致で可決、成立としました。19時30分ころ、休憩となり、20時5分から再開し、両院協議会の協議委員を指名して休憩。22時10分に再開し、両院協議会参議院側議長の林芳正さんの報告を受けて、協議不成立のため衆議院の議決が国会の議決になったことが宣言され、仙谷官房長官の問責決議案につき、森雅子さんが趣旨説明し、平山誠さんが反対の、西田昌司さんと水野賢一さんが賛成の各討論の後、127対111で可決されました。さらに馬淵国交相の問責決議案につき、牧野たかおさんが趣旨説明し、室井邦彦さんが反対討論をしたところで、23時25分に議長が延会を宣言し、24時10分から再開することとなりました。(23:50)