江田五月活動日誌 2010年2月 | >>日程表 | ホーム/総目次/2月目次/ 前へ|次へ |
今日は、感動の一日でした。朝は議員宿舎でゆっくりし、11時に妻とともに議長公邸に入り、11時半から、ジェラルド・カーティスさんが初岡昌一郎さん、仲井富さんと訪ねてくれました。最近の政治情勢につき意見交換しました。みなさん、新政権の行方を心配しています。
12時から、劉工至さんが妻の兄と姉と一緒に訪ねてくれました。劉さんは、戦後の大混乱の中を妻の父を慕って渡日し、隋園の経営に関わって、多くの日本の友人たちと交わりを持ちました。現在は87歳で、妻の家族との思い出が忘れ難く、昼食をともにしながら、昔話をたくさん聞かせてくれました。
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テレビで冬季五輪の男子フィギュアの行方を追いました。高橋大輔選手が、大怪我とブランクを乗り越えて、遂に銅メダルを手にしました。ごく普通の家庭に育ち、倉敷市の連島中学校から倉敷翠松高校で学んだ頑張り屋さんで、ジェルソミーナの音色が今も耳に残っています。高校理事長の片山泰行さんと電話で話し、15時にテレビの取材を受けました。
議員宿舎で夕食の後、19時から2時間半ほど、台本と演出が島田雅彦さん、作曲が三枝成彰さんのオペラ「忠臣蔵」外伝を鑑賞しました。「心中と仇討ちは両立しない」というテーマで、橋本と綾衣の場合は心中の結末となり、岡野とお艶の場合は母子が残る結末となるという悲恋を描きます。綾衣の佐藤しのぶさんもお艶の塩田美奈子さんも素晴らしく、大友直人さん指揮の音楽も迫力満点。舞台は徹底した白と黒の墨象の世界で、言葉で言い尽くせない感動のひと時でした。
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