江田五月活動日誌 2011年3月 | >>日程表 | ホーム/総目次/3月目次/ 前へ|次へ |
大臣室で−黒岩政務官 今日は、9時半から1時間ほど首相官邸で、緊急災害対策本部と原子力災害対策本部の各会議を順次開催しました。昨夜は、被災地の甚大な被害を計算上積み上げるまでもなく激甚災害に相当するので、政治決断で閣議決定しましたが、今日も、制度の隘路を政治決断で乗り越える確認をしました。福島原発の炉心溶融回避も、必死の努力の連続です。みんなで節電に協力しようという一般の人からのメールが届いたので、私から紹介しました。
10時半過ぎに法務大臣室に入り、黒岩政務官と打ち合わせ。さらに法務省としての災害対応につき、職員と打ち合わせ。破産手続きなどにつき、持ち回りで政令を閣議決定し、罹災都市の借地借家関係などの政令につき、さらに被災地の法務局事務体制などの整備につき、省内の準備を指示しました。
今は、首相官邸での対策本部会議出席のため、連絡待ちで待機中です。(19:00)
21時から1時間弱、首相官邸で、緊急災害対策本部、原子力災害対策本部と新たに立ち上げた電力供給緊急対策本部の各会議を順次開催しました。まず、菅首相が挨拶で「戦後最大の危機ですが、これまで12,000人超を救出しました。必ず国民みんなの力で乗り切れるし、その後にはもっと強い絆に結ばれた社会を作ることができると確信します」と、力強く挨拶して、会議が始まり、政府全体の取り組みが次々と報告されて意見交換しました。緊急物資の調達は、地元負担を求めず国の経費で行います。福島原発も、最悪の事態の回避に向けて、必死の努力中です。電力は東電の供給能力の4分の1に当たる1,000万キロワットが不足し、菅首相が挨拶で「突然の大停電よりも計画停電のほうが乗り切りやすいと判断しました」と理解を求めました。対象地域を5ブロックに分けて、約3時間ずつ順番に停電していきます。