江田五月活動日誌 2011年7月 | >>日程表 | ホーム/総目次/7月目次/ 前へ|次へ |
今日は、警戒区域と福島第一原発の視察に出掛けました。6時半に議員宿舎を出て、7時に上野を発ってスーパーひたちでいわきへ。さらにマイクロバスで20キロ圏に隣接したJビレッジへ。10時15分に着き、東電の皆さんに迎えられて、若干の説明を受けた後に、各自線量計を装着し防護服を来て、警戒区域内の楢葉町山田浜へ。
放された牛がのんびり草を食み、飼い主と離れた猫が走って逃げる中を、車から降りてガレキの様子を見て線量計で計ってみました。子どもの漢字ドリルが泥にまみれ、哀れでしたが、詳細なモニタリングとガレキの処理を行えば、住民が帰ることの出来る地域がかなりあると感じました。これからの政府の仕事です。Jビレッジに戻って被曝線量を計ると、ゼロでした。
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おにぎりの昼食の後、重装備に着替えました。ツナギの防護服のうえ、顔を全面覆い防塵装置のついたマスク着用です。カメラも透明ビニール袋に入れました。12時前に東電のマイクロバスで原発へ。45分程度で構内に入り、免震重要棟へ。全作業の司令棟で、放射線防護施設も整っており、マスクを取って吉田所長らの説明を聞き、意見交換。作業員の健康管理も要請しました。さらに作業を行っている大勢の皆さんに激励挨拶をしました。関連企業の皆さんの休憩所にも伺い激励しました。
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その後、重装備に戻って、マイクロバスで構内の1〜4号機の建屋周りを視察しました。汚染水貯蔵タンク、処理装置、ガレキ処理状況、急造防潮堤などです。さらに5,6号機側の仮設タンク等もまわりました。広大な敷地に生え繁っていた樹木は切り払われていました。ガレキや汚染水の貯蔵場所を確保するためです。最も線量の高かったところは、480μSv/hでした。さすがに言葉に表せぬ無残さで、この状況に立ち向かってここまで押さえ込んできた現場の皆さんの勇気とご苦労は、賞賛に値します。国の責任は限りなく重いと思います。
14時45分ころ、Jビレッジに戻り、汚染状況を点検しましたが、皆除染の必要はありませんでした。私の総被曝線量は、51μSvでした。15時にマイクロバスでいわき駅へ。16時から駅前で、取材陣に視察を報告して質問に答えました。16時16分のスーパーひたちで上野へ。夜は同僚議員と夕食懇談。さすがに疲労困憊です。
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