今日は、10時前からテレビの裁判所前からの中継に釘付けになりました。勿論、民主党の小沢元代表の政治資金規正法違反事件で、10時4分に無罪との一報が流れ、やはり大方の予想どおりで、これまで報道された裁判の経過から自然に導かれる結論だったと思いました。その後、テレビに次々と流れる裁判報道を注視しながら、11時過ぎに会館事務所に入りました。
無罪の結論は、公訴棄却の主張を採用しなかったということで、強制起訴の適法性を是認したことになり、これは一つの判断です。次いで、会計責任者の報告書虚偽記載を認め、これにつき報告と了承も認めたというので、意外でした。間接事実からの推認をどこで断ち切るのかと思ったからです。この場合の共謀の成否は、一種の法的判断なのですが、昼過ぎに、共謀の疑いはあるが違法性の認識が認定できないとの判断が報道され、やはり内心の状況につき直接証拠を求めたのだと思いました。法律的にみると、検察と検審の関係についての判示も含めて、極めて論点の多い判決だと思います。
14時半から1時間弱、憲法論議の現状と今後の方向につき、取材を受けました。その後、地元から、きょうされんの皆さんや邑久光明園入所者自治会の皆さんが、それぞれ要望書を持って来られ、暫時懇談。また、記者の皆さんが次々と来られて、懇談しました。さらにデスクワーク。
17時半に議員宿舎に戻ってデスクワークの後、19時から2時間強、国のかたち研究会の夕食懇談会を開きました。藤田一枝さんの司会で、会長の菅直人さんが挨拶で脱原発の取り組みにつき話し、私が直近のテーマにつき軽く触れて乾杯の音頭を取り、懇談に入りました。21時半ころからさらに2時間ほど、有志で一杯やりました。
