江田五月活動日誌 2012年5月 | >>日程表 | ホーム/総目次/5月目次/ 前へ|次へ |
今日は、被災地視察の2日目です。終日、暴風雨という荒天でしたが、9時半に秋保温泉のホテルを出て、名物の秋保おはぎを買い込み、高速道で石巻市のオープンジャパンの事務所へ。11時半ころ到着し、ボランティアの皆さんにおはぎを差し入れして古民家再生プロジェクトの説明などを聞いた後に、吉村誠司さんの案内で雄勝や牡鹿半島の視察に出発。
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大川小で 北上川放水路を下って、12時半ころ、大川小学校に着き、津波の犠牲となった子供たちの慰霊碑に手を合わせました。避難のため校庭に集合した所に津波が来て、児童108名中74名と教員9名が死亡か行方不明となりました。石巻市は広域合併のため、旧町の各地に瓦礫の山が見られる中を走り、雄勝支所前の仮設店舗で昼食。公民館も産業会館も廃墟で、最近になってやっと屋根の上のバスを降ろしました。
女川町に入ると、風雨はますます強まり、町立病院前では傘が漏斗になってしまいました。女川原発をちょっと覗いてみましたが、立ち入り禁止で、PRセンターに立ち寄り、児童7名がみな無事に他校に移り廃校式をしたところの谷川小学校の横を通過。廃墟の中で開店しているガソリンスタンドで給油し、15時ころ、漁協表浜支所に着き、浜の復興やわかめ漁の状況を聞き、さらにご近所の漁師の佐々木さん宅に伺い、困難な復興への取り組みを聞いて懇談しました。
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さらに大原浜に行き、まず古民家再生プロジェクトの対象となった安住邸を拝見。1933年の建築で、津波で全壊指定を受けましたが、「ボランティア支援ベース絆」が再生に取り組みます。次いで漁協大原浜支所に寄り、大原浜地区災害対策本部の石森彦一本部長から高台移転などについてのご意見を伺い、懇談しました。
16時過ぎに出て、吉村さんと切り離して高速道を仙台市へ。18時半前にホテルにチェックインし、19時から2時間強、岡崎トミ子さんや旧知の芳賀英武さんと合流して、蕎麦屋で夕食懇談。
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