江田五月活動日誌 2013年11月 | >>日程表 | ホーム/総目次/11月目次/前へ|次へ |
今日は、ウィーン国際空港から11時間強の飛行と8時間の時差で、8時過ぎに成田国際空港に着陸し、帰国しました。長時間の飛行中、機内食やクラシック音楽を楽しみ、仮眠しながら、菅直人さんの「福島原発事故 総理大臣として考えたこと」を読了。メモまでは取りませんでしたが、かなり精読したつもりです。
私は、2011年1月に菅内閣の法相として入閣し、さらに6月から環境相も兼務し、菅首相の退陣まで閣僚として東日本大震災の地震と津波、そして福島第一原発事故への対応の責任を分担しました。法相としては、例えば瓦礫処理や損害賠償の手続の整備、政府の事故調査体制の整備などに当たり、環境相としては短期間でしたが、環境中に飛散した放射性物質の処理手続きの整備も手掛けました。さらに、首相時代の菅さんと同席する機会も多く、本書に記述された場面の多くを共有しています。そして今回のドイツ訪問の機会を得て、改めて本書で菅さんが人生をかけて訴えている諸点は正しいと確信しました。多くの人に、虚心坦懐に読んでほしいと思います。
9時半過ぎに、成田空港から議員宿舎に帰り着き、一休み。荷物を解いて気が緩むと、たまらず一寝入り。気が付くと17時で、ベランダからの風景は薄暮でした。妻が上京してきて、大相撲をテレビ観戦した後、夕食は外で鍋。
薄暮