江田五月活動日誌 2013年6月 >>日程表 ホーム総目次6月目次前へ次へ

6月26日() 総会、本会議(不信任否決、問責可決)、機能不全、外務、法務、環境、堀谷会長、国の…

 今日は、通常国会最終日です。本会議が、休憩を挟んで2回開かれ、第一回目に平田議長不信任案が採決され、さらに安倍首相問責決議案や電気事業法改正案などが諮られることが予想されていましたが、まだ具体的には不透明なままでした。

 9時過ぎに会館事務所に入り、9時半から議員総会。壁の大きな禁足の字が緊張を示す中、輿石議員会長が挨拶。その後も通常の議事が進みましたが、「法案可決の可能性を探る」という執行部の方針に対して発言があり、不透明な中で休憩となり、予定の10時になっても本会議開会となりません。やがて、水岡議院運営委員会理事が緊張した面持ちで入室し、別室で輿石議員会長らと協議。その後、水岡さんが議運委員会に戻り、しばらくして議員総会が再開され、池口国対委員長の説明を聞きました。

 議長不信任案採決までは予定通りですが、問責決議案提出者の求めに対し、自民党が第一回目の本会議で引き続き同決議案を採決することに応じたとのことで、全く意外な展開となりました。つまり民主党は、内閣提出法案の成立を模索しましたが、問責決議案に賛成することも明言していたのであり、与党が問責先行採決を認めて法案成立を断念したことになります。問責理由は、安倍首相が憲法63条を無視し、予算委員会の要求を再度にわたり拒否したことです。つまり、首相の議会軽視に端を発して、国会が本来の法案審議採決機能に不全を来たし、それを与党が主導したのです。

 11時15分に本会議が開会され、議長席には山崎副議長が着き、議長不信任決議案の趣旨説明と小林正夫さんらの討論を聞き、木札を持参して演壇で投票する記名投票で、100対128で否決しました。その後、直ちに安倍首相問責決議案に移り、趣旨説明と小川敏夫さんらの討論を聞き、同様の記名投票で125対105で可決し、13時に休憩となりました。その後、法案採決も会期末手続きも、平田議長の挨拶など何も行われないまま、再開されずに散会となってしまいました。

議員総会
首相問責可決

 13時過ぎから、民主党・新緑風会の議員総会で、輿石議員会長の挨拶に続き、引退議員の挨拶などがあり、お茶で乾杯して昼食懇談。会館事務所に戻り、デスクワークや来客応対。

 14時半から民主党本部で、両院議員総会に出席しました。海江田代表の挨拶と細野幹事長、櫻井政調会長の報告に続き発言の機会があり、私も発言しました。「内閣提出法案が衆議院から送付され、野党民主党も賛成で成立目前となっていたのに、これが頓挫して国会が機能麻痺となりました。これが与野党いずれの責任であったにせよ、それは国会内部のことです。しかし今回は、第3のプレーヤーがいました。政府です。政府の国会無視により、議会が機能麻痺に陥ったのです。政府が議会を破壊した結果がどういう展開に続くかを、私たちは戦前の歴史で知っています。日本でもドイツでも、独裁と戦争に繋がりました。些末な出来事の積み重ねで、代議政治を崩壊させてはなりません。これが今日の問責の本質的な意味なのです。参院選は、覚悟を持って頑張らなければなりません。」私は、これは決して針小棒大ではないと思っています。

両院総会 - 全景
同 - 発言

  その後、同僚議員と若干の協議。15時半過ぎに会館事務所に戻り、外務省担当者と日中関係につき意見交換。さらに法務省や環境省の職員らが挨拶に来られました。16時半前に、全国社会保険労務士政治連盟の堀谷会長が来られ、意見交換しました。さらに、来客応対やデスクワーク。19時から2時間ほど、国のかたち研究会の夕食懇談会に出席しました。

堀谷会長

2013年6月26日(水)

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