江田五月活動日誌 2013年9月 | >>日程表 | ホーム/総目次/9月目次/前へ|次へ |
今日は、日本列島を台風18号が縦断して大被害を与え、新幹線もストップしました。午後から、中村紘子さんのピアノ・リサイタルに夫婦でお招きをいただき、久しぶりに楽しいひと時を過ごそうと、昨夜のうちに上京していたので、正解だったと快哉を叫んだら、リサイタル自体が中止になったとの連絡があって、落胆。
宿舎窓外の台風風景しかし、お蔭で諦めていた日程に急に行けることになりました。孫の松浦薫君が、観世流緑泉会の定例公演に出演するとのことで、急遽、12時半過ぎに妻と出て、目黒の喜多六平太記念能楽堂に駆けつけ、開始直後に飛び込みました。
まず13時から1時間15分ほど、能の「花筐」で、シテの照日の前を津村禮次郎さんが演じ、子方の皇位継承のために上洛した王、大迹皇子を薫君が演じました。紅葉の御幸に出て、椅子に座り1時間ほど微動だにしない堂々の演技に感動し、後で筋書きを見ると、なんと即位した継体天皇役なので、びっくりしました。
休憩後は、狂言の「佐渡狐」が続き、野村万作さんが奏者を演じました。さらに仕舞の「三輪」と「敦盛」と津村さんが演じる「芭蕉」が続きました。次の休憩中に、津村さんと薫君一家と記念写真を撮りました。最後は、能の「鵺」で、シテの鵺を中所宜夫さんが演じました。
観世流緑泉会公演で - 津村さんと 同 - 会場の喜多能楽堂終了後、薫君一家と目黒の中国郷土料理店「全家福」で夕食。大満足でした。
松浦一家と夕食