江田五月活動日誌 2014年4月 | >>日程表 | ホーム/総目次/4月目次/前へ|次へ |
議員総会今日は、9時過ぎに会館事務所に入り、9時半から議員総会に出席。通常の議事のほか、馬淵選対委員長から、鹿児島2区の衆議院補欠選挙の応援依頼があり、蓮舫さんから、先日の北澤俊美さんの代表質問の際の自民党の宇都隆史議員の不規則発言に対し、けじめを求める旨の発言がありました。私のホームページの表紙に掲載した北澤さんの質問で、最後の〈結語〉の冒頭部分、つまり「私は戦前に生を受け、終戦時は小学校の低学年でした。」と述べた際、「一番たちの悪い世代だ。」と野次ったもので、これは私など同世代に属するもの全体に向けられたものです。幼少であっても戦争や戦後の記憶を持っている世代で、おそらく宇都さんたちにとって最も都合の悪い世代だということなのでしょう。不規則発言であっても、議会の品位を著しく汚すもので、不問に付すことは出来ません。
10時から10分強、本会議。まず総務委員長から電気事業法改正案につき説明を聞き235対0の全会一致で可決して衆議院に送付し、文科委員長から義務教育諸学校教科用図書無償措置法改正案につき説明を聞き156対79で可決、成立としました。民主党会派は反対しました。次に農水委員長から森林国営保険法等改正案につき説明を聞き223対11で可決、成立とし、最後に厚労委員長から労働安全衛生法改正案につき説明を聞き235対0の全会一致で可決、成立としました。
その後、会館事務所に戻ると、さいたま市議の熊谷裕人さんが来ており、暫時懇談。12時から、国対・筆頭理事合同会議に出席しました。13時から3時間弱、「国の統治機構に関する調査会」に出席し、議院内閣制下での参議院の役割につき、元参議院行政監視委員長の山下栄一さんと成蹊大学教授の高安健将さんから参考人として意見陳述をしていただき、質疑をしました。
熊谷裕人市議 統治機構調査会16時から1時間ほど、民主党捕鯨対策議員協議会総会に出席。徳永エリさんの司会で、高木義明会長の挨拶に続き、水産庁、内閣官房、外務省と海上保安庁の担当者から、国際司法裁判所(ICJ)の「南極における捕鯨」訴訟の判決につき、その内容と政府の対応につき説明を聞き、日本捕鯨協会等、日本小型捕鯨協会、捕鯨を守る全国自治体連絡協議会と全日本海員組合からご意見を伺った後、質疑を行いました。判決を受け入れ、これを尊重した措置を取ることに異論はないのですが、政府が判決の射程範囲をあまりに広く取り過ぎ、国内捕鯨に対し必要以上に抑制的な指導を行おうとしているのではないかと、厳しい発言が続きました。私も、一般的な法理からは、この判決の客観的範囲は南極での捕鯨に、また主観的範囲はオーストラリアと日本、それに参加したニュージーランドとの間に、それぞれ限定されるはずだが、政府はこれと異なった判断をしているのかどうか、さらに訴訟追行過程を顧みて反省すべき点はないのかどうかを質してみました。
捕鯨対策協議会総会 - 全景 同 - 発言18時過ぎから、全日本分権自治フォーラム政策研究会の発足パーティーに出席しました。片山善博さんの記念講演には、残念ながら間に合いませんでした。
分権自治フォーラム政策研究会