江田五月活動日誌 2014年5月 >>日程表 ホーム総目次5月目次前へ次へ

5月21日(水) 総会s、本会議混乱、藏田市長、浅井局長ら、合同会議、統治機構、丸山教授

 今日は、9時過ぎに会館事務所に入り、9時半から議員総会。その後、10時から2時間強と13時からさらに2時間弱の予定で本会議が始まったのですが、田村厚労相が医療・介護法案の趣旨説明をし、自民党の質問者が指名されて登壇したところで、雛壇上に不規則な人の動きが出て、質問者は降壇し、議事は中断してしまいました。やがて議長が休憩を宣し、議員は控室に下がって待機しましたが、様子が判らぬまま会館事務所に戻りました。本会議はそのまま休憩が続き、デスクワーク。そこに来客が続きました。まず、東広島市の藏田市長が、次いで岡山市の浅井ESD局長らが来られ、暫時懇談しました。

議員総会
藏田市長
浅井ESD局長ら

 12時から、国対・筆頭理事合同会議で、さらに13時過ぎから議員総会を再開して、状況説明を聞きました。田村厚労相が読み上げた趣旨説明は、事前に厚労省から各議員に配布された趣旨説明の一部分が欠落しており、これに世耕官房副長官が気付いて、大臣から欠落部分の追加発言がある旨を参議院職員に伝えました。ところが欠落部分は、他の法案に関するものが誤って挿入されていたもので、大臣が読み上げたのが正確なものでした。従って、事前配布の文書を用意した厚労省に不手際があったことにはなりますが、大臣の追加発言の必要はないのです。この事情がその場ではよく分からず、休憩となりました。その後の議院運営委員会理事会で、大臣から厚労省の不手際につき陳謝があったのですが、質問者は事前配布の内容に基づき質問を準備していたため、今日の質問は出来ないと、さらにそれ以後の議事の続行についても、融通無碍に臨機応変というわけにはいかないということになり、本会議は流れました。 ちょっと気を付ければすぐに分かるカット&ペースト的なミスなのですが、やはり政府・与党の気の緩みと言われれば、反論は出来ません。これにより、今日の本会議で議了予定であった外交案件が送付から30日以内に議決できず、憲法61条により自然成立となったことは、参議院として反省が必要です。また、難病関連法案の成立の瞬間に立ち会おうと傍聴の準備をしていた皆さんには、申し訳ないことになりました。

議員総会再開

 会館事務所でデスクワークの後、15時から1時間半、国の統治機構に関する調査会に出席し、これまでの参考人の意見聴取などに基づき自由討議をしました。この後、中間報告の取りまとめに入ります。

統治機構調査会

 17時から1時間強、丸山真男教授につき取材を受けました。私は大学3年次に日本政治思想史演習で吉野作造を発表し、さらに4年時に東洋政治思想史を受講したほか、卒業後も先生の謦咳に接していたので、エピソードはいろいろあるのですが、丸山政治学について世間を唸らせるような鋭い分析をして見せるようなことは到底できません。どのように編集されるのか、ちょっと怖い気分です。夜は、今日も一人江田鍋。

丸山教授につき取材

2014年5月21日(水)

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