江田五月活動日誌 2015年4月 | >>日程表 | ホーム/総目次/4月目次/前へ|次へ |
今日は、10時半過ぎに議員宿舎を出てオーストラリア大使館に直行し、11時から短時間、同館のお花見会に出席しました。ミラー大使に挨拶した後に庭に出ると、晴れた春の陽光の中で、花も人も大賑わいでした。
豪大使館花見会 - ミラー大使と 同 - 花議員会館に戻り、11時半から12時45分まで、Mネット主催で日弁連共催の「いよいよ憲法判断へ!! 民法改正の早期実現を求める院内集会」に出席しました。1996年に法制審議会の答申が出ている選択的夫婦別姓制などの民法改正は、未だに実現できていません。同姓と待婚期間を争点とする複数の事件が先日、最高裁で大法廷回付となり、憲法判断の可能性が出てきました。立法府の決断が問われています。各党代表で民主党は枝野幸男幹事長が決意表明をし、私も挨拶しました。
民法改正院内集会 - 全景 同 - 挨拶
同 - 請願受領15時前に記者が来て、暫時懇談。16時から1時間45分ほど、法務部門会議に出席しました。まず、美濃加茂市の藤井市長の収賄被告事件の主任弁護人を務めた郷原信郎弁護士から、事件の経過と「闇司法取引」の危険性につきお話を伺って質疑をしました。この事件は、贈賄者の供述しか直接証拠がなく、その信用性に関する補強証拠も弱く、その上に贈賄者の他の融資詐欺事件の処理と絡めて検察との間で取引が有ったことが疑われ、弁護人が事前整理段階でこの点を主張・立証する方針であることを明らかにして、融資詐欺事件の証拠開示を求め、その一部につき告発をし、明示又は黙示の闇取引の結果として贈賄者が虚偽の供述をした可能背があることを示して、裁判所の無罪判断を得たというもので、今国会に提出された刑訴法改正案の「捜査・公判協力型協議・合意制度」の危険性を指摘されました。続いて、証拠開示法制につき衆議院法制局の追加説明を聞き、裁判所職員定員法改正案と矯正医官特例法案につき、順次役所の担当者から説明を聞いて質疑をし、さらに参加者で協議しました。
記者さん 法務部門会議終了後、次の会に駆けつけ、枝野幸男幹事長らと少人数で夕食懇談をしました。その後、東京駅に駆けつけ、最終新幹線で帰岡しました。自宅着は24時半前になりました。明朝からしばらく、地元で地方選の応援で走り回ります。