江田五月活動日誌 2015年5月 >>日程表 ホーム総目次5月目次前へ次へ

5月30日(土) 宮中行事(古代馬術観覧、茶会)、帰岡、江田鍋

 今日は、8時45分に議員宿舎を出て、9時から1時間ほどで所用を済ませ、戻ってベランダから外を見ると、昨日と打って変わって快晴で素晴らしい眺めが広がり、以前に聳え立っていたホテルが解体された後に、あっという間にまた新築工事がどんどん進んでいました。

ビル工事

 13時半に議員宿舎を出て、皇居の馬場に向かいました。天皇陛下は一昨年12月に、皇后陛下は昨年10月に、それぞれ傘寿を迎えられました。そこで両陛下傘寿記念の古式馬術観覧が催され、その後の茶会と併せて、歴代三権の長と国務大臣が招かれたのです。

 一同が席に着き、14時過ぎに両陛下がお出ましになりました。まず打毬(だきゅう)と呼ばれる競技が行われました。白組と赤組が各4騎ずつで、小さな毬をゴールに入れ、早く所定の数を入れた方が勝ちで、2度とも白が勝ちました。次は母衣引(ほろびき)と呼ばれる演技で、緑と白の2色で縞に染められた吹き流し(母衣)を持った騎手と赤と白の母衣を持った騎手と、2騎が序破急で3段階にスピードを上げて走り、母衣が地面に水平に棚引く様子を楽しみます。馬は上下動を少なくするため、側対歩という動き方をし、前足と後足を同じ方向に動かします。15時ころに終了しました。

古式馬術観覧の栞 - 表紙
同 - 打毬について
同 - 母衣引について
同 - 打毬1
同 - 同2
同 - 母衣引1
同 - 同2

 その後、宮殿に移動し、茶会となりました。立食形式で、今となっては懐かしい思い出ばかりの「戦友」たちが集まり、まさに「呉越同舟」でさながら高齢者の同窓会のように昔話に花を咲かせました。残念ながらいずれの行事も写真撮影できず、馬術の写真で想像して下さい。15時40分に両陛下がお出ましになり、安倍首相が一同を代表して傘寿のお祝いを述べ、大島衆議院議長の音頭で乾杯をして、懇談となりました。両陛下はお一人ずつから丁寧にお祝いの言葉を受けられ、宮内庁の職員に促されても去りがたい風情で、16時15分に名残を惜しみながら退場されました。

 その後、私は東京駅に急ぎ、17時前の新幹線で帰岡しました。夜は、友人の釣果の鯛で、久しぶりに江田鍋。


2015年5月30日(土)

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