江田五月活動日誌 2015年6月 | >>日程表 | ホーム/総目次/6月目次/前へ|次へ |
今日は、9時半から議員総会に出席し、議事の終わりに私から一言、ハンセン病問題に関心を持ち続けて欲しいと要望しました。10時から1時間弱、本会議に出席しました。望月環境相から廃掃法改正案につき説明を聞いて長浜博行さんらが質問をした後、水銀環境汚染防止法案と大気汚染防止法改正案につき環境委員長の説明を聞いて234対0の全会一致でいずれも可決、成立としました。11時過ぎから、国の統治機構に関する調査会に出席し、「時代の変化に対応した国の統治機構の在り方」のうち「国と地方の関係」に関する調査の中間報告を了承しました。私の発言も載っています。
議員総会 統治機構調査会その後、会館事務所でデスクワークや来客応対。12時半に細野剛志政調会長と、13時に森本真治さんと、それぞれ意見交換しました。
森本さん13時から連合の皆さんが全国から集まって、「労働者保護ルール改悪阻止を求める議員会館前座り込み」を行っており、私も14時半過ぎに駆けつけて挨拶しました。「安倍政権の元で、戦後70年の憲法状況が危機に瀕しています。憲法の3原則のうち、特に9条と25条です。私は大学時代に、憲法の中で特に重要なものを上げろと言われて、25条を上げました。9条については、当時は冷戦時代でしたから、私たちは手も足も出せず思考停止を迫られていました。冷戦終結後の今こそ、9条が国際社会の中での日本外交の旗印となり得るのに、これを捨て去ろうとしています。25条については、大学時代にテストで、朝日訴訟の関連で最高裁がプログラム規定だと判示したのを批判して、今はそうでも、もっと福祉社会が前進すれば、違憲判断の根拠となり得るとの答案を書きました。その後、政治は懸命にこの前進のために努力してきたのに、世界一企業が稼ぎやすい国にするというのは、憲法に逆行します。頑張りましょう。」
連合座り込み行動 - 全景 同 - 挨拶15時過ぎから1時間弱、中国社会科学院法学研究所の李林所長を団長とする青年24人の訪日団の皆さんの最高裁判所見学に同行しました。昨夜の歓迎会の皆さんで、まず小法廷を見て大法廷に入り、最高裁担当者の説明を聞いた後に、私も補足説明をし、質問も受けました。最高裁の裁判官は、下から上がっていく人ばかりでなく、弁護士や検察官からのほか、行政官や外交官、さらに学者から選ばれる人もいること、国民審査制度もあること、司法制度改革は「法の支配」の充実を目指したこと、裁判員制度の意味などです。違憲判決につき質問が出たので、子の相続分の不平等が違憲だという最高裁判決の確定で、国会が法律改正をしたことを例に挙げて、3権分立制度を説明しました。最後に正面で記念写真を撮りました。
最高裁で中国青年と16時過ぎに会館事務所に戻り、デスクワークをした後、17時前の新幹線で、帰岡。20時15分に着き、夕食は妻と落ち合って外食としました。