今日は、9時半過ぎに会館事務所に入り、10時から30分強、地元から母校・岡山朝日高校の生徒たちが40余人、修学旅行で国会見学に来たので、参院議長応接室をお借りして、国会の説明をして予めいただいた質問事項に答え、さらにみんなで記念写真を撮りました。その後に国会議事堂の正面に移動して、雲一つない猛暑の中を、議事堂を背景に記念写真を撮りました。さらにみんなと一緒にバスで最高裁判所に移動しました。
|
|
岡山朝日高校生 - 参院議長応接室で |
同 - 同記念写真 |
11時から1時間強、生徒たちの最高裁判所見学に同行しました。まず講堂でビデオによる説明を聞きました。最も基礎的な裁判所の説明ですが、私も初めて見ました。次いで大法廷に移動し、職員による説明を聞いた後に、私から最近の大法廷回付案件につき、嫡出子と非嫡出子の相続分の違いの違憲判決、夫婦同姓制と待婚期間の件の弁論期日指定と参議院の定数格差の件を指摘し、記念写真を撮りました。大ホールでは、「正義」のブロンズ像の説明をし、正面でも記念写真を撮りました。後輩の中から、法曹志望者が、とりわけ裁判官志望者が出てくれば、望外の幸せです。
|
|
|
同 - 最高裁大法廷で |
同 - 同記念写真 |
同 - 正面で |
13時から1時間弱、宮城県大崎市にある吉野作造記念館の大川真館長が来られ、私の丸山ゼミでの吉野についての発表や最近の日本の市民社会の脆弱性などにつき、意見交換しました。
14時から1時間ほど、民主党憲法調査会・安全保障総合調査会合同会議を開きました。憲法調査会事務局長の前川清成さんの司会で、同会長の私が一言挨拶し、マスコミフルオープンで40分ほど、早稲田大学法学学術院の長谷部恭男教授による「政府の『安全保障関連法案』について」との講演を聞き、残り時間で数人が質問して丁寧にお答えいただきました。国民に今国会での成立に反対論が多いのは、国民の理解が進んでいないからではなく、逆に理解が進んできているからであるとか、砂川判決を集団的自衛権行使容認の根拠にするのは、片言隻句を文脈から切り離して用いる針小棒大の類だとか、昨年7月の閣議決定は常人の理解を超える異様な論理矛盾を含むとか、わが意を得たりの感がありました。もちろん厳しい言葉を裏付ける充分な根拠も示していただきました。
15時15分ころに事務所に戻ると、地元から倉敷市の伊東香織市長、笠岡市の三島紀元市長、里庄町の大内恒章町長と各議会議長さんらが、地元道路の要望に来て待っておられ、暫時懇談しました。その後、デスクワークや来客応対。
16時から45分ほど、民主党の「核兵器のない世界を目指す議員連盟(非核議連)」の勉強会に出席し、外務省担当者からNPT運用検討会議の状況とロシアの核政策につき説明を聞きました。その後、会館事務所に戻って、前川清成さんと憲法調査会の進め方につき協議しました。17時15分から30分ほど、埼玉大学の加藤基客員教授の学生らが訪ねてきて、18歳選挙権や安保法制につき質問に答えました。
|
|
非核議連 |
前川さん |
|
|
埼玉大の皆さん - 懇談 |
同 - 記念写真 |
18時から1時間強、民主党の法務部門と「漏れた年金情報調査対策本部」の合同会議に出席し、今年6月の法務本省ネットワークのウィルス感染の疑い事案と昨年9月の法務局ネットワークのウィルス感染につき、法務省担当者と内閣サイバーセキュリティセンター担当者から説明を聞き、質疑をしました。サイバーセキュリティとハッカーの関係はいたちごっこで、情報開示に困難があることは理解できますが、あまりにもベールに包まれ過ぎで、たとえば人権擁護局への人権相談内容の秘密厳守体制など、もっと説得力のある説明が必要です。
19時15分ころから15分間ほど、安保法制の撤回を求める国会請願行動を、参議院議員面会所前で激励しました。ここに来て、集会等に集まる人が急速に増加してきているようです。