今日は、9時半に自宅を出て、10時前に国立印刷局岡山工場に着き、10時から1時間強、工場長にご案内いただき、紙幣の用紙製造工程を視察しました。原料の溶解から紙になり、透かしを入れて紙幣20枚分の用紙を揃え、厳重に瑕疵を検出して排除する全過程を見せていただきました。但し、高度のセキュリティーが求められるところで、写真撮影は厳禁です。全印刷局労働組合本部の安部書記長も同行してくれ、11時過ぎから、労組岡山支部の事務所に寄って、西田支部委員長らと暫時懇談しました。
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全印刷支部で |
12時前に自宅に戻る途中に備前平野を見渡すと、田は水が完全になくなってひび割れ、刈取り直前の稲が見事に広がっていました。空には雲一つなく、遠景には備前富士と呼ばれる芥子山が美しい姿を見せていました。
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備前平野 |
13時に番町文庫で昼食。竹馬の友の山本美奈子さんのお好み焼屋で、玉龍会の曽我英丘さんもおられ、暮の開催が恒例となった番町文庫五月会パーティーの募集も始まっていました。
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番町文庫で |
14時から1時間強、天神山文化プラザで展覧会を鑑賞しました。まず、ご案内をいただいた岡山県年金受給者協会の会員の皆さんの「生きがい美術展」を見ました。書、日本画、洋画、写真と工芸等で、70代以上の皆さんが元気で趣味を楽しんでいました。次は春陽会瀬戸内展で、洋画と版画の力作です。階下では、おかやま彫刻会展で、意欲的な作品群でした。上の階に上がって、日韓友好美術展を見ました。韓国の富川市と岡山市の皆さんの交流展で、韓国の作品は初めて見ました。さらにチャーチル会岡山秋の作品展、最後にライオンズクラブ合同写真展を鑑賞しました。その後、自宅に戻って、デスクワーク。
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天神山 - 生きがい美術展 |
同 - 春陽会展 |
同 - 彫刻会展 |
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同 - 日韓友好展 |
同 - チャーチル会展 |
同 - ライオンズクラブ展 |
18時前に妻とともに出て、18時半から15分2回の休憩を挟んで21時半まで、ブルガリア国立歌劇場オペラによるプッチーニの「トゥーランドット」を鑑賞しました。「歌の王国」が誇る名門歌劇団で、主役のトゥーランドット姫をモンゴルのバヤスガラン・ダシュニャムが、カラフ役をコスタディン・アンドレェフが、リュウ役をラドスティーナ・ニコラエヴァが演じ、素晴らしい声を響かせました。ボリス・スパソフ指揮のオーケストラも素晴らしく、満足し感動しました。会場全体が感動に包まれ、拍手が鳴りやみませんでした。終演後、楽屋に劇場総裁で演出のプラーメン・カルターロフを訪ねると、主役の皆さんもおられ、みんなで写真を撮りました。
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オペラ - トゥーランドット姫と |
同 - カルターロフ総裁と |
同 - 主演の皆さんと |
岡山市は1972年から、ブルガリアのプロブディフと姉妹都市縁組を結んでおり、今回の公演もおかやま国際音楽祭の一環です。岡山市には、本格的なオペラを上演できるホールはないそうなのですが、今回は劇団側の演出の工夫で可能となりました。21時半過ぎから、数人で夕食を取りながら、感想を述べ合いました。