江田五月活動日誌 2015年11月 >>日程表 ホーム総目次11月目次前へ次へ

11月16日(月) 高梁へ、王館長(近藤市長、成羽美術館、虎次郎墓参、昼食)、ヒアリング(盲ろう者、医師会、病院協会)

 今日は、7時10分に自宅を出て、一番混む時間帯に岡山駅に向かいました。素晴らしい晩秋の朝日に、備前富士と呼んでいる芥子山が浮かび上がっていました。高梁市の成羽美術館と中国浙江省安吉の呉昌碩記念館との姉妹縁組の取り組みのため、同館の王青雲館長が来日され、成羽美術館の澤原一志館長、篆刻家の師村妙石さんと私とともに、8時過ぎのJR伯備線で高梁に向かいました。私は、上海の呉昌碩記念館の顧問なのです。

朝靄の備前富士
高梁へ

 8時40分に着き、児島虎次郎の孫に当たる児島塊太郎さんも合流して、9時から40分間ほど、高梁市の近藤隆則市長を訪ねて、和やかに懇談しました。市長も、姉妹縁組への応援を約束されました。

近藤市長訪問 - 会談
同 - 記念写真

 次に、10時前に成羽美術館に着き、1時間ほど鑑賞しました。この美術館は、旧成羽町立で50年ほどの歴史があり、日本で一番早く出来た町立美術館で、建物は安藤忠雄さんの設計です。児島虎次郎の洋画作品が年代を追って展示してあり、画風の変化が良くわかります。さらに彼の集めたエジプトの出土品や近くで採掘される植物化石が展示され、田中偉一郎の現代美術作品の特別展が行われていました。

成羽美術館訪問 - 入口で
同 - 児島虎次郎作品
同 - 懇談

 11時から、近くの本光寺にある児島虎次郎の墓にお参りをしました。高梁の市街地が一望の下に見られる高台で、墓碑は大原孫三郎の書、墓石は大原と石井十次と同じ石だそうです。12時から1時間弱、高梁市内で、昼食をご一緒しました。最後に王館長から、白茶、山胡桃や呉昌碩作品の拓本などを贈られました。そこで切り離して私は岡山道を南下し、15時前に事務所に着いて若干のデスクワークをしました。

虎次郎墓参 - 本光寺
同 - 合掌
昼食会 - 乾杯
同 - 記念品受領

 15時45分ころ、岡山県庁内の民主県民クラブ控室に着くと、民主党県連の団体ヒアリングの最中で、中川雅子県議が中心となって「岡山盲ろう者友の会」から要望を聞いており、私も短時間だけ参加しました。視覚障害と聴覚障害が重なった障害を持つ皆さんで、浅井義弘会長から国への要望として、「盲ろう者」という区分を認め、対策予算を増額するように求められ、さらに民主党は解党するのかどうか尋ねられました。私から、障害者差別解消法制定過程を報告して、一層の前進に努力することを約束し、党を解散するようなことはないと答えました。

ヒアリング - 盲ろう者友の会
同 - 浅井会長

 さらに、柚木道義代表と県議の三宅和弘政調会長と私とで、16時から1時間弱、岡山県医師会の松山理事と佐藤理事から、学校検尿や救急搬送につき要望を聞いて診療報酬改定などにつき意見交換し、続けて17時から1時間、岡山県病院協会の難波義夫会長、中務副会長、佐藤常務執行役、佐能専務理事と中山事務局長から、消費税、診療報酬など10項目にわたって要望を聞き、地域社会のあり方などにつき意見交換しました。自宅帰着は18時半で、妻と二人江田鍋を囲みました。

同 - 医師会
同 - 病院協会

2015年11月16日(月)

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