今日は、朝食後にチェックアウトして、9時に今回の全行程を運行する2台のバスに分乗して出発し、蘇州市内を見て回りました。まず9時半前から1時間ほど、日本でも「蘇州夜曲」にも歌われて有名な寒山寺に行きました。「楓橋夜泊」の江村橋を経て門前に着き、記念写真を撮って寺内に入ると、香の煙が立ち込めており、本堂に当たる「大雄宝殿」には大小様々の仏像が並んでいました。禅宗だそうで、鐘楼もありお祈りの姿もたくさん見え、有名な「月落烏鳴…」という漢詩も、愈越の石碑の他にたくさんの素晴らしい拓本が並んでいました。
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移動のバス |
寒山寺 - 江村橋 |
同 - 記念写真 |
同 - 煙のご利益 |
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同 - 「大雄宝殿」で |
同 - 鐘楼 |
同 - 「月落烏鳴…」 |
次は10時半ころからやはり1時間ほど、「拙政園」を見ました。首都に登って活躍した官吏らが財を蓄えて帰郷し、立派な庭園と屋敷をたくさん作ったそうで、その代表格がこの庭園です。確かに広大で、春夏秋冬を楽しめる庭造りの中に「停台楼閣」が数多くあり、遠景の七重の塔を借景とする庭など、見飽きませんでした。白松も多く、蠟梅が枯葉の付いたまま開花し、あちこちで芳香を放っていました。子ども連れも多く、スケッチをしている人もいました。
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同 - 子ども連れ |
同 - スケッチ |
その後、街を散策しながら水路の佇まいや屋台を見て、平古路を通りました。狭い路地が小さなお店で埋まっており、何時間いても飽きないようでした。12時から1時間、皆で昼食を取りました。庶民の食事はなかなか美味しく、毎回満腹になります。
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街角 - 果物屋 |
同 - 水路 |
同 - 平古路 |
昼食 |
13時半から1時間強、蘇州工業園区という特区の中の「AW(蘇州)汽車技術中心有限公司」を見学しました。中国とシンガポールの合弁企業に日本も参加して工場展開しており、中国全体の総経理の安藤充彦さんと蘇州総経理の竹谷利明さんに迎えられ、さらに園区工作委員会の黄海涛副主任も加わって、まず挨拶を交わした後に映像を見ながら工場の説明を聞きました。中国全土に展開しているオートクラッチの不具合を集めて検査し、品質向上に取り組んでおり、特に環境保全に力を注いでいるそうです。さらに工場を見学し、最後に記念写真を撮りました。
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工場見学 - 説明 |
同 - 挨拶 |
同 - 記念写真 |
15時に出て、高速道を上海まで走り、次第に大気汚染が濃くなる中を17時半前にホテルに着いて、私たちだけ切り離してチェックインしました。そこに旧知の魏鈾原さんが約束通り迎えに来てくれ、18時前にいっしょに出て30分ほど歩いて王宝和酒店に着き、待っていてくれたご夫人と落ち合い旧交を叙しました。お二人は岡山大学の留学生で、私の秘書の洋一君の後輩です。さらに魏さんは、私の妻の中国語の先生です。そして21時過ぎまで、上海蟹で大満足し、また徒歩でホテルまで帰りました。クリスマスの南京路の歩行者天国は大賑わいで、大気汚染が嘘のように、満月とテレビ塔など外灘の夜景も見事でした。
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上海外灘 - 夜景 |
同 - テレビ塔と満月 |
魏ご夫妻と - 乾杯 |
同 - 上海蟹 |
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同 - ご機嫌 |
同 - 南京路歩行街 |
同 - 黄浦紅畔 |