江田五月活動日誌 2016年9月 | >>日程表 | ホーム/総目次/9月目次/前へ|次へ |
今日は、9時過ぎに日中友好会館会長室に行き、スタッフと打合せの後、元会館副会長の谷野作太郎さんと40分ほど懇談しました。次に10時半過ぎから45分ほど元衆議院議長の河野洋平さんを事務所に訪ね、懇談しました。
谷野さんと 河野さんと12時から30分ほど、加藤紘一さんの自民党と加藤家の合同葬に参列しました。1960年4月に私が東京大学に入学したとき、「昭和35年入学教養学部文科1類6組b」というクラスでした。「b」はドイツ語未修の分類で、初めてドイツ語を学ぶのです。加藤さんのクラスは「34年入学文科1類6組b」で、つまり1年上の同じクラスなので、その皆さんにトイレの場所から学食の使い方まで「手取り足取り」で教えて貰いました。加藤さんがそこにいたかどうかは分かりませんが、クラス仲間にお世話になったのは事実です。
加藤紘一さん葬儀13時から2時間ほど、「民進党臨時大会」に出席しました。私は本部から招待されており、指定席が用意されていました。神本美恵子中央代表選挙管理委員長をはじめ委員の皆さんのお骨折りでここまで漕ぎ着け、3候補の最後の訴えが行われました。そこで党員・サポーターと地方議員の皆さんの郵便投票の開票結果が発表されると、やはり蓮舫さんがポイント数で圧勝でした。 続いて国会議員と公認候補予定者の投票と開票に移り、岡山県連では衆議院第5区公認予定候補の加藤高明さんも投票しました。集計が終わって各候補の獲得ポイント数が発表され、蓮舫さん503、前原さん230、玉木さん116で、第1回投票で蓮舫さんが過半数のポイントを獲得し、当選と決まりました。次いで蓮舫新代表が挨拶し、岡田前代表、前原、玉木両候補とガッチリ握手をし、近々補欠選挙が行われる東京10区の鈴木予定候補と福岡6区の新井予定候補がそれぞれ決意を述べ、蓮舫新代表の音頭で「頑張ろう三唱」をして閉会となりました。
民進党大会 - 出席 同 - 加藤高明さん投票 同 - 蓮舫進代表挨拶
同 - 補選の新井予定候補ら 同 - 頑張ろう!蓮舫さんは、いわゆる「二重籍」問題で揉まれると思います。しかし考えてみると、この年代の人で父が日本国以外の国や地域の籍、母が日本国籍の人は大勢いるはずです。私たちのすぐ近くにもいるかも知れません。この皆さんは親が日本国籍なのに何故、日本国籍を取得できなかったのでしょうか。それは日本の国籍法が当時、父系主義しか認めず、母系主義を排していたからです。これは国際社会の流れに逆行するもので、女子差別撤廃条約の批准に際して取られた国内法を国際水準に合わそうという措置の一貫として、雇用の場での男女雇用機会均等措置と高校教育の場での家庭科の男女教修措置とともに法改正が行われたのです。この日本の法体系と社会制度の歩みを考えれば、蓮舫新代表の説明の不十分さを上げつらって彼女の改革意欲を削ぐよりも、逆に彼女の今日までの努力にエールを送って一層の改革の歩みを進める方が、歴史の進歩に資すると思います。
閉会の後、シャトルバスとJRを乗り継いで東京駅に行き、近くのイタ飯屋さんで、16時から同僚だった議員の皆さんと夕食懇談会を行いました。談論風発で、民進党代表選挙とこれからの政治の流れにつき活発な議論が行われましたが、私は18時過ぎに中座し、18時半の新幹線で帰岡しました。薄暮に煉瓦造りの駅舎が綺麗でした。
薄暮の東京駅22時に岡山に着き、路面電車で東山の終点まで行きました。140円で、結構速いのです。そこに先に帰岡した妻が車で迎えに来てくれ、一緒に自宅に戻りました。
岡山の路面電車