2003年5月23日 |
民主党「次の内閣」外務ネクスト大臣 伊藤 英成
22日、国連安保理において、イラク復興に関する決議1483号が大多数の賛成により採択された。国連安保理が不十分ながら機能回復したことをまず歓迎したい。
ただし、イラクが依然米英の占領下にあることを踏まえ、イラクの統治をイラク国民の手による暫定行政機構に早期に移行させるよう一層取り組むべきである。また、対イラク攻撃の目的であった大量破壊兵器の探索、その完全廃棄宣言が、国連査察の再開とともに、速やかに達成されることを求める。
イラク復興に関する支援新法が論議されているが、国際社会、NGOやNPOなどと連携しつつ、既存の枠組みで行える支援をまず検討すべきであり、特に自衛隊の派遣については、現地情勢から、派遣の必要性・妥当性を慎重に見極めるべきである。以 上
2003年5月23日 |