2000/01/05

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司法制度改革について 民主党「ビデオ・メッセージ」より eda_002.ram(256KB)

 さあ、新しい年ですね。単なる新しい一年というのを超えて、二千年代という千年刻みの新しいミレニアムの始まりですね。しかもまもなく二十一世紀。大変な変革の時代だと思います。

 司法の世界では大きな変革が今、すぐ目の前に来ているのですね。どうも弁護士さんにしても裁判所にしても敷居が高いでしょ。これをもっともっとみんなが気楽にアクセスできるものにしなきゃいけないというので、今、司法制度改革が進んでいます。

 年末に審議会や論点をまとめましたが、重要なのは、ひとつは法曹一元。いままでの試験に通ってすぐ官僚制度で裁判官をやっていくんじゃなくて、弁護士として苦労した皆さんの中から裁判官を選んでいくという制度ですね。

 それから陪審とか参審とか、市民が裁判に本当に参加をしていくという制度にしよう。

 そして、例えば法律扶助も、もっともっと拡充をする。あるいは被疑者弁護といいまして、逮捕された段階から国選弁護をつけるとか、さらに犯罪の被害者の皆さんが大変苦しんでいる、こういう皆さんに被害者支援制度をちゃんと作るとか、過去の整理ではなく、未来志向で新しい司法を作っていく。

 民主党はその議論をリードしていきたいと思います。

 どうぞ、よろしくお願いします。


2000/01/05

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