2000年7月4日

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第二次森内閣の発足にあたって(談話)

民主党岡山県総支部連合会
代表 江田五月

  1. 第二次森内閣は、総選挙の結果を、単に数で反映したに過ぎない。連立与党は、各党も全体も、国民の厳しい批判で大きく後退したのに、何の反省もなく森内閣を継続させており、サミットのための「短命つなぎ内閣」に終わる。

  2. 顔ぶれも、従来型手法への反省はなく、相変わらずの派閥均衡、順送り、滞貨一掃に過ぎない。元大臣逮捕の直後なのに、利権型政治家が幅を効かせている。民間人の登用も、官僚OBで「羊頭狗肉」である。

  3. 副議長選挙では、野党側の一致した推薦を、数の力で覆した。野中自民党幹事長の個人的感情に基づくもので、これを認めると、与党有力者の顔色をうかがった八百長質問しか出来なくなり、国会論議は死滅する。「そごう救済」や「中尾逮捕」についても、「くさいものに蓋」で押し通そうとしている。

  4. 自公保政権は、党も内閣も、国民の目をよそに、数だけをたのみに、「何でもあり」でかさにかかってきている。何も期待できない。私たちはこれに屈せず、厳しく追及していくことをお約束する。

2000年7月4日

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