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2010年6月2日 鳩山首相辞任について(談話)
10時開会予定の参議院本会議を取り止めてまで両院議員総会を開催したいというので、よほどの事情があると推察していたが、議長の職責があるので、議長室でテレビ中継を見守った。鳩山首相は、ご自身の思いを率直に述べ、今の状況を踏まえて適切に立派な決断をされたと思う。
政権交代に寄せた国民の期待と現実の政治の淀みの間に、特に「政治とカネ」と「普天間問題」で乖離があり、これがつまずきの石となった。そのため、政権交代を国民の期待に沿った方向に引き戻すため、自ら捨て石となった。私たちはこの決断を重く受け止め、有権者の皆さんの理解を得て、初心に帰って新しい政治の実現のために全力を尽くす。
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