2-6 集票プログラム(2)・出会いのきっかけを多くつくれ

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選挙戦の盛り上がりと勝敗は,応援してくれる人およびボランティアの数によって決まる。知人に協力してくれるよう頼むのはもちろん,今まで面識のなかった人にも参加してもらうようなしくみを考えよう。


●出会いのきっかけを多くつくれ

それまでの知人に協力をお願いするだけでは,守りの闘い。攻めの闘いで勝利を勝ちとるためには,面識のなかった人が参加できるようなきっかけを,数多くつくることが重要だ。ポスター掲示依頼,リサイクルカンパもそのひとつ。身近なテーマを設定しての開放的な「市民勉強会」,またターゲットを絞った「主婦対話集会」「学生対話集会」などという方法もある。

これら参加のきっかけづくりに,事務局は知恵を絞ること。

●新人の発掘と維持

催物などに参加してくれた人は,まだまだ消極的な協力者。これを積極的に選挙にかかわるボランティアにする必要がある。催物の最後に事務局から選挙協力を具体的に呼びかけよう。出席者にボランティア・メニューを配り,記述してもらうのも一案だ。なんらかの反応があった人には,個別に協力のお願いを。催物は,その後のフォローをして,初めてボランティア獲得に役立つ。


学生集会に参加して
その日たまたま自転車がパンクして,いつもと違う道を歩いて帰宅する途中でした。「学生が語る古宮とし男」という企画の小さな立看板が,ふと僕の目にとまったのです。ただ,投票の参考に,というつもりで,それに出かけた僕は,古宮氏の政見や市民選挙スタイルに共感を覚え,何の抵抗もなく事務所に通う応援団のひとりになっていきました。パンクのおかげで看板をみつけたという,些細な出来ごとが,こんな大きな貴重な体験を与えてくれることになろうとは……!

1982年2月・町田市議選で古宮選対に参加した…下村健一(学生)


出会いのきっかけづくりを積極的に

市民勉強会・政治セミナー
原爆記録映画上映会

■集会などで常識的な茶菓子の範囲を越えるような食べ物を出す時は、みあった額の会費を一人一人からとるようにすべきだ。支持者が作ってきてくれる場合でも、あらかじめ相談して会費を決めておくとよい。会費の領収証も準備すること。[関連法律資料D参照]


市民選挙の実践 6

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