今日の上海の朝は、今にも降り出しそうな曇天でした。7時前に目が覚めてしまい、テレビで「べっぴんさん」を見ました。日本と1時間の時差があるのです。8時半前にホテルで朝食。その場で麺や卵焼きを作ってくれ、飛び切りおいしいです。
11時半にホテルを出て、近くを数分散歩しました。この辺りは古いフランス租界跡の町並みで、上海音楽学院もあり、町並み保存地区にもなっています。歴史を感じさせるプラタナスの大木が、街路樹として林立していました。
11時45分にホテルを出て、12時前から上海市人民対外友好協会の周慕堯前会長、景瑩副会長らによる昼食会に出席しました。まず短時間の会談をして今回の企画の意義を確認し、お食事に移って、美味しい現代中国料理と楽しい会話のひと時を過ごしました。最後に皆で記念写真を撮り、さらに短時間、上海インタネット「東方網」の取材を受けました。
ホテルに戻って休憩の後、15時半前に出て「第1回日本工芸展上海‐高岡漆器2016」の開幕行事の会場に行きました。まず控室で短時間、上海市政治協商会議の周漢明副主席と会談し、16時からの開幕式に臨席しました。主催者や来賓など出席者の紹介の後に、私が冒頭に主催者の日中友好会館会長として挨拶し、高岡漆器協同組合の氏家史貴理事長、上海工芸美術博物館の石力華董事長、片山和之日本総領事らの挨拶が続き、高岡市の高橋正樹市長の挨拶と記念品贈呈があった後に、テープカットとなって私も参加し、17時前から内覧会となりました。会場では伝統工芸士の武蔵川義則さんの実技披露もあり、大賑わいでした。18時前から祝賀交流ガーデンパーティーに移り、日中友好会館の荒井克之理事長らの挨拶と乾杯があって、懇談となりました。
18時半ころ中座して19時前から、上海市対外文化交流協会の鄧曉賢副会長による夕食懇談会に出席しました。私は桑の実ジュースをいただいて乾杯し、上海蟹をはじめとした美味しい料理と楽しい会話であっという間に2時間が過ぎました。