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6月15日、上海へ、615、田子坊、バンド、夕食、雑技団

バンドで飛鳥村の皆さんと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5時起床で荷物を整え、6時にホテルを発ってバスで食パンなどをかじりながら成都空港に行き、手続きを済ませて8時過ぎの上海便に搭乗したのですが、出発が1時間ほど遅れ、機内食をいただいて11時半前に着きました。すぐにバスに分乗して行動を開始し、12時半過ぎから昼食となりました。上海風の四川料理でした。

 

成都空港で

 

 

 

 

 

 

 

 

上海虹橋空港で

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昼食は四川料理

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本では国会で、テロ等準備罪の法案が中間報告で参議院本会議の採決がなされたことを知りました。細かな経過は分かりませんが、私たちの世代にとって今日は、57年前に60年安保闘争の最中に東大生の樺美智子さんが亡くなった、記念すべき日です。「忘れまい615 若者の血の上に雨は降る 一人の手が砕かれた すべての手を組ませるため」という歌を心の中で口ずさみながら、年月の流れに思いを馳せました。

その後、14時前から1時間ほど、古い街並みが保存された商店街の田子坊を見て回りました。途中で青島ビールをちょっとひっかけ、さらに15時半過ぎから黄浦江の西岸の旧上海のバンドを、浦東のビル群を眺めながら散策しました。

田子坊散策

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビールを一杯

 

 

 

 

 

 

 

 

 

短時間で切り上げて、17時から夕食会となりました。いよいよ最後の全員集合企画で、団長の私が最後の挨拶をし、つい一言ですが、「租界」の持つ歴史的意味に触れてしまいました。続いて中日友好協会の王占起副秘書長の挨拶があり、副団長の日中友好会館の荒井克之理事長の挨拶と乾杯の音頭で、上海料理にビールや紹興酒も入り、熱気に満ち溢れた晩餐となりました。すべてのテーブルを回って乾杯をし、最後には、誰言うとなく全員で肩を組んで、「星影のワルツ」の大合唱となりました。

最後の挨拶

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全員と乾杯

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「星影のワルツ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらにバスで移動し、19時半から2時間弱、上海雑技団の公演を楽しみました。以前にも見たのですが、さらにいっそう洗練され、感激と緊張の時が終わりました。

上海雑技団

 

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6月14日、パンダ、「鳥」、都江堰、九龍新区、夕食会

九龍新区で住民と

 

 

 

 

 

 

 

 

 

麺で朝食の後、今にも降り出しそうな空模様の中を9時にバスに分乗して、パンダ繁殖基地に向かい、10時から1時間半ほど巨大施設内を見て回りました。パンダは本来は標高1000メートル以上の高地に自然生息していますが、自然界での生息数が減少したため、1987年に標高600メートル程度の場所に当基地を開設しました。当時は4頭しかいなかったパンダが、今では数10頭になっています。

麺で朝食

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パンダ基地で

 

 

 

 

 

 

 

 

 

主として竹が鬱蒼と茂る中で、パンダがぽつぽつと数匹、見ることができました。竹の食事に一心不乱のものや、木の上でひたすら眠りこけるものなどで、パンダの夢は、まずカラー写真に撮られること、次に肉を食べること、最後は目の下の隈がなくなることだそうです。本来は肉食だったそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

白居易の「鳥」が掲示されており、「誰道群生性命微 一般骨肉一般皮 勧君莫打枝頭鳥 子在巣中望母帰」とありました。初めて出会った漢詩で、感動しました。

園内に時々けたたましい叫び声が聞こえました。見ると、孔雀が羽をたたんで悠然と散歩をしていました。11時半過ぎに出て、昼食会場に向かい、13時に着いて激辛マーボー豆腐を含む四川料理をいただきました。

14時半ころから1時間、揚子江の支流の岷江に建造された都江堰を見ました。崖の間を縫って流れる水量豊かな河を治めるために、紀元前250年くらいに堰が造られたのが最初で、治水の原型です。崖の上から前景を眺め、急な階段を下って吊り橋で川を渡り、魚嘴という流れを二分する堰を眺め、電動カートに乗って下流に着き、さらに移動しました。

 

都江堰の吊り橋

 

 

 

 

 

 

 

 

 

16時から1時間ほど、都江堰市の九龍新区団地を見て回りました。四川大地震の後に出来た近隣の農家の集合団地で、数軒が2階建てのテラスハウスになっており、ほぼ500世帯、1500人ほどが住んでいます。家の中を拝見しましたが、3つのベッドルームに居間と食堂があり、台所や広いシャワールームも完備されていて、電気・水道・ガスなども揃っていました。居住区は綺麗に整備されており、人々が太極拳、マージャン、カードなどに興じていました。記念品を渡してお別れしました。

 

麻雀に興じて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

18時半過ぎに、夕食会場に着き、最後のお食事で満腹になり、さらに川劇の変面を堪能しました。役者が口から火を噴く場面もありました。20時半から1時間ほどスーパーマーケットで買い物をして、超満足の成都訪問を終わりました。明朝は早く上海に向けて発ちます。

口から火を吹く変面